キャッチコピーは”持ち運べるNFT”
NFCの機能を使って、あたかもNFTを持ち運びできるようなツールをサンプルで作りました。
実装動画
NFCの中に対象のウォレットアドレスを入れておいて、NFCを読み取れる端末を使ってウォレットアドレスを取得します。
その後は取得したウォレットアドレスに対して処理をするツールを作ればOK!
フローイメージ
現行存在するNFCの使い方
1.サービス提供者がNFCを用意する。
2.NFCの中にはURLを書き込みしておく。
3.利用者がNFCを読み込む。
4.サイトが表示される。
5.サイトでアクションする(ウォレット接続等)
6.認証したウォレットアドレスを基に、NFTの表示やNFTのトランスファー
提案するNFCの使い方
1.サービス提供者または利用者がNFCを用意する。
2.NFCの中にはウォレットアドレスを書き込みしておく。
3.サービス提供者がNFCを読み込む。
4.認証したウォレットアドレスを基に、NFTの表示やNFTのトランスファー
比較表
内容 | 現行のNFC利用 | 提案するNFC利用 |
---|---|---|
NFCの中身 | URL等 | ウォレットアドレス |
ウォレット接続 | 必要 | 不要 |
NFC読込 | サービス利用者 | サービス提供者 |
メリット | NFCが読める端末があればOK ウォレットアドレスの個人認証ができる |
1枚のNFCでいろんなサービスを利用できる 個人でも簡単にNFCカードが作れる |
デメリット | ウォレット認証が必要 1枚のNFCカードで1つのサービスが対象 |
なりすましができる |
まとめ
ブロックチェーンや仮想通貨を意識しない方法でNFTが触れるようになれば、もっと世間に広まっていくのではないでしょうか。
開発言語
WebサイトはPythonのFlask、Javascriptのウェブ NFC APIを利用
今回のWebサイトの場合は、Androidのみ対応となっていますが、アプリ化等することにより、サービスの幅は広がるかと思います。