ggplotでプロットの型を使い回す（%+%）

ggplotで、異なるデータで同じ形のプロットしたいときの一つのやり方。
%+% を使うことで、事前に作ったggplotオブジェクトを使いまわして、データを入れ替えできる。

まずは、プロットの型を作る。

R

g <- ggplot(data=iris, aes(x=Sepal.Length, Sepal.Width)) +
  geom_point() +
  xlim(4, 8) +
  ylim(1, 5)

※この時点で、dataは指定しなくても問題ない。（NULLなどでもよい）
　ちなみに、上記gを表示すると次のイメージ。

次に、データを入れ替える。（本題）

R

g %+%
  filter(iris, Sepal.Length < 6)

R

g %+%
  filter(iris, Sepal.Length >= 6)

もともとのプロットの型をアレンジすることも可能。
※なお下のコードは、もとのgeom_point()の後で、geom_point(color="blue")が再度処理されているイメージ。

R

g %+%
  filter(iris, Sepal.Length >= 6) +
  geom_point(color="blue") +
  geom_smooth(method="lm", color="black")