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【冨井悠平】エンジニアを始めたらまず意識すること 〜Web・AI開発の現場からのリアルなアドバイス〜

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こんにちは。冨井悠平です。

Webシステム開発とAI領域を得意とするエンジニアです。慶應義塾大学卒業後、大手ベンダーでの開発経験を経て、現在はスタートアップ3社での支援経験を活かし、クラウドソーシングを通じて多くの企業やプロジェクトに貢献しています。

この記事では、**これからエンジニアとしてキャリアをスタートさせる方に向けて、「最初に意識すべきこと」**を、私自身の経験を交えながらお伝えします。

1 技術だけでなく「目的」を意識する
「コードを書くこと」がゴールではない
新人エンジニアの頃は、どうしても技術やコードに目が行きがちです。ですが、開発の本質は**「課題解決」**です。たとえば、以下のような視点が大切です。

この機能は誰のどんな課題を解決するのか?

なぜこのアーキテクチャを選ぶのか?

技術的な選択がプロジェクトの成功にどう貢献するか?

私自身も、大手ベンダーやスタートアップで数々のPoCやMVP開発を行ってきましたが、常に「ビジネスの背景」まで理解することを意識してきました。

2 「設計の重要性」を早めに理解する
コードを書く前に考えるクセを
新人時代によくあるのが、まず手を動かしてしまうこと。しかし、設計をおろそかにすると後々の保守性・拡張性に大きな影響が出ます。

私が特に重視しているのは以下の点です:

シンプルかつ拡張可能な設計

命名規則とディレクトリ構成の明確化

責務が分離されたモジュール設計

この習慣は、バックエンドでのアーキテクチャ設計や、フロントエンドでのUI/UXを考慮した構成に直結します。

3 「習うより慣れろ」+「振り返り」
学びはアウトプットして初めて定着する
学んだことを小さなアウトプットとして積み重ねることは非常に重要です。たとえば、

Qiitaやブログでの技術記事投稿

GitHubに成果物をアップする

実際に何か小さなアプリを作ってみる

私もReactやFastAPI、Dockerなどの学習時には、何かしら手を動かしながら「なぜこの技術を選ぶのか」「どんな課題があったか」を常に記録してきました。結果として、プロジェクト内での技術選定や、パフォーマンスチューニングにも役立つ知見が蓄積されていきます。

4 AIやクラウドも「怖がらずに手を出す」
今後の必須スキルに触れておこう
AIやクラウド(AWS/GCPなど)は、今後さらに多くの現場で求められるスキルです。最初は難しく見えるかもしれませんが、シンプルなものから触れてみることが大切です。

私自身も、以下のようなプロジェクトを通じてスキルを磨いてきました:

TensorFlowやPyTorchを使った画像認識モデルの構築

AWS Lambda+API Gatewayを活用したサーバーレスAPIの開発

Kubernetesによるサービスのスケーラビリティ向上

一歩ずつ実践しながら理解を深めていけば、AIもクラウドも怖くありません。

5 「コミュニケーション」はスキルです
技術力だけでは、プロジェクトは成功しない
エンジニアは技術者であると同時に、「チームの一員」です。特にスタートアップや小規模プロジェクトでは、技術とビジネスの橋渡しができる人材が重宝されます。

相手の要望を正確に理解する

なぜその設計を選ぶのかを説明できる

ビジネスの意図に沿った提案ができる

このようなスキルは、実はコード以上に重要な場面も少なくありません。

おわりに
最初から完璧を目指さなくていい
エンジニアとしてスタートを切ると、「すべてを理解しなければ」と感じることもあるかもしれません。しかし、大切なのは完璧を目指すより、一歩ずつ前進することです。

私も多くの失敗を経験しながら、試行錯誤を重ねてきました。その積み重ねが、今の自分をつくっています。

もし、Webシステム開発やAI開発に関して相談したいことがあれば、ぜひお気軽にご連絡ください。一緒に価値あるプロダクトをつくりましょう。

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