こんにちは、冨井悠平です。
今回は「エンジニアの仕事に慣れてきた頃こそ注意したいこと」を、経験をもとに3つご紹介します。
最初は誰しも必死です。ドキュメントを何度も読み、レビューにドキドキし、1つの機能を実装するのに何時間もかけたり…。
でも、数ヶ月〜数年経つと、だんだんと「こなせるように」なってきますよね。
その時こそ、思わぬ落とし穴が待っています。
① 「わかったつもり」にならない
慣れてくると、何となく手が動くようになります。
でも、本当にそのコードが「なぜ」動くのかをちゃんと理解できていますか?
特にフレームワークやライブラリに頼りがちな現代の開発では、「黒魔術」になりがちな部分もあります。
ちょっとでもモヤッとしたら、公式ドキュメントやソースに立ち返るクセをつけましょう。
“わかったつもり”はバグの温床です。
② チームメンバーに頼ることを忘れない
慣れると、「ひとりで完結」しがちです。わかる気持ち、すごくあります。
でも、開発はチーム戦。困ったら、迷ったら、相談しましょう。
むしろ経験がある人こそ、壁打ちやレビューの精度が上がっているはず。
その知見を共有すれば、チーム全体のレベルアップにもつながります。
孤独なプロフェッショナルより、頼られる先輩の方が、仕事も楽しくなりますよ!
③ アップデートを止めない
慣れてくると、新しい技術やツールに対して「また別に覚えないといけないのか…」と感じる瞬間も。
でも、技術は日進月歩。止まった時点で、ちょっとずつ“古く”なってしまいます。
Qiitaの記事を読むこと、何か小さな検証をしてみること。ほんの少しでもいいので、新しい刺激を取り入れてみましょう。
その積み重ねが、気づけば大きな武器になります。
最後に
「慣れ」は成長の証。けれど、その先にある「油断」や「惰性」に気づけるかどうかが、エンジニアとしての飛躍を左右すると思います。
自分を振り返る時間を大切にしながら、一緒に楽しく学び続けましょう!