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文化とAPI

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これはWeb API Advent Calender 11日目の記事です。

我々のひと世代上の年代、メインフレームやクライアントサーバ向けのアプリケーション開発を行ってきた世代では、システムエンジニアと言うとシステムデザイナーのようなロールだったとよく耳にします。また日本でのプログラマーは、欧米などで言うところのコーダーに意味合いとしては近く、システムエンジニアが仕様化したドキュメントを、コンピューター言語に翻訳する役割という訳です。

それが最近はそもそもシステムをスタンドアローンでゼロから作り上げる事は少なく、共通機能はクラウドから安価に持ってきて使うという技術革新がサーバ、ネットワーク、セキュリティ機器だけでなく、アプリケーション実装に必要なミドルウェア、各種ファンクションサービスで出現している。

そうなってくると、プログラマーはシステムエンジニアが従来から担当していた領域にも足を出せるようになったと捉えられます。勿論、そういったクラウドサービス事業者へのイネーブルメントを売りにしているベンダー企業もありますので、世の中から全くそういう仕事が要らなくなったという訳ではありません。

従来のプログラマーがシステムエンジニアの領域に入ってくると、システムエンジニアはどうしたらいいのか。より上流の、例えばコンサルティングやアーキテクトなどの複合領域でシステムをインテグレートするような領域に移行していくのでは考えています。じゃあ、コンサルタントは?
クラウドによって、サービス開発に柔軟性が出た事で、ブルーオーシャンは計りきれない広がりを見せているので、これからのコンサルタントはビジネスを創りだすようなロールが求められるでは、と。

ここで、ちょっと余談ですが、以前「システム開発」という領域で日米の事業の違いをインタビューなどを通してリサーチした事があります。興味深いのは、エンジニアキャリアパスが大きくここに影響していた事でした。欧米では、

・高いエンジニア給与
・2〜3年での転職サイクル

という文化的背景があり、限られた時間内での効率的で、集中出来る開発環境の整備に余念がないという現実があります。一方で、各個人も頻繁に転職をする為には常に客観的に技術力を把握して、技術力向上に余念がない。これが、利便性の高いクラウドサービス台頭を促進していると考えられ、クラウドサービス、転職サイクル面でのオープン化が進むエコシステムを形成しています。

オンプレミスからクラウド、クラウドのAPI利用、ソフトウェア処理の浸透、就業文化の違い、効率化の考え方。APIは、システムをサービスとして利用させる大きなイノベーションであり、Webの足をシステムに食わせると思いきや、色々なファクターが絡んでいる。

ここが面白いなあ〜と思い、APIエコノミーでビジネスをやろうと決めて、はや1年以上が過ぎました。まだまだここから色々な事が繋がって行くWeb APIに期待!

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