数年前です。
とあるシステム開発で、連携相手のシステム屋さんの設計で「鏡行」という言葉が出てきました。
「きょうぎょう」?
頭は疑問符だらけです。
一番キャリアのあるエンジニア(社長なんですけど)に聞いてみたところ、多分これじゃないかということで言われたのが、「かがみページ」と呼ばれるものでした。
経理の世界では当たり前?なんでしょうか。
長年ウェブのシステム屋やってて初めてしりました。
相手はフィールドは違うけど昔からシステムやっている人だったので、その世界では当たり前だったのでしょうか。
- 鏡(かがみ)|経理用語解説 | みんなの仕事Lab-シゴ・ラボ-
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これが元になっているかどうかはわからないんですけどね。
実際どういうものだったかというと、データを1行1行記録していくのですが、区切りとなる要約・集計された行を鏡行(かがみぎょう、同じ読みで「鑑行」とも書く)というのだそうです。
ざっくり簡単な受注データで表すと以下のようになります。
DBの正規化とかだと、私の場合はヘッダとボディ(デティール)と命名したりするんですけどね。
EC-CUBEだとdtb_order
(注文)、dtb_order_item
(注文商品の個別明細)ってなってますね。
事情を推察してみると、どうもファイルでデータ管理をしていた時代のシステムにありがち?な感じらしいとのことで、その名残ではないかとのことでした。
DBの正規形で言うと、どれに該当するんでしょうね。。。
DBで正規化してデータ管理するのが当たり前だと思っていた私は完全に面食らいました。
あまりにも当たり前のように資料に書いていたので。
ちなみにこのデータはDBで管理されていて、受注番号に当たる部分は別のテーブルで管理されていました。
馴染みがない言葉に誰に聞いてもわからないし、ウェブ検索しても出てこないしという状況だったのを思い出したので、ここで共有しようと思いました。
見る人が見たら、「あいつか」ってなりそうですが。プロフィール画像顔写真にしてるし。
という思い出話の共有です。
参考になればと思います。