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社内のファイルサーバーが故障したので修理して監視した話

Last updated at Posted at 2022-09-12

この記事の関連です。

週に1回、土曜日にraid-checkが走るのですが、週明けRAIDが外れていることが多い。
すべてのRAIDが外れていたので、すべてのRAIDを一斉にリビルドしたら、すぐに順次リビルドがキャンセルされていきます。
取り出したHDDはというと、素手で触れないくらい熱い。
温度が取れないかと思ったのですが、hdd_tempではUSBストレージの温度は取れないみたいです。

そこでS.M.A.R.T.なら取れるということで、smartctlTemperature_Celsiusの値を見てみるとMaxで80度とかなってた。
HDDの熱ってそこまで出る?とか思ってたら、3つあるディスクタワーのうち、2つの排熱ファンが回っていない。
これは熱がこもる。

ということで色々調べていると、裸族のスカイタワーを販売するCENTURYの公式ブログにファンの交換方法が載っていました。

純正部品もあるみたいなのですが、在庫が少ないみたいです。
ブログの記事によれば、140mmで3ピンであれば問題なさそうなので、これに合うものを探した結果、NOCTUAのものが良さそうでした。

サーバーの電源を止めてファンを交換。
元々ついていたファンはモーターでは回りそうもないぐらい渋い動きしかしない。
ファン固定用のビスは、元々ついていたもののほうがいい。ファンについてくるものは、裸族のスカイタワーのネジ穴をすり抜けそうで怖い。

で、交換したあとですが、「工業用 高負荷冷却」と書いてあるだけあって、騒音は若干増えたもののしっかり排熱されていました。

Zabbixで監視できるようにもしてみたのですが、週末の空調が効いていないときでも50度ぐらいで高止まっており、排熱効果はあったかなと思います。

※zabbix-agentをRootで動かしている場合は/etc/zabbix/zabbix-agentd.confAllowRoot=1にする必要があります。

ちなみにこのファンを交換する方法は以下の2つの製品で同じ方法でできました。

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