古いWindowsが必要になるかもしれない・・・?
私が今手元にあるWindowsのプロダクトキーといえば、Windows 7時代から使っているもの、初めて買ったラップトップのWindows Vistaのもの、今使っているWindows 10のもの、そしてなぜか実家から持ってきているWindows 95のもの。
Windows 7以来、マイクロソフトはプロダクトキーを持っていれば、OSへのアップグレードに費用が発生していないわけですが、古いシステムを使う関係で旧Windowsがどうしても必要になる・・・という事態を想定しておこうと思って色々探っているわけです。
職場では、Windows XP、Windows 7、Windows 10のDVDメディアを作っていたので、それが残っているし、プロダクトキーも残っているので、いざというときはいいのですが、自宅で仮想環境で使う場合はどうなるのかなと気になったわけです。
ダウンロードできるソフトウェアがある
この界隈ではRufus(ルーファス)というフリーウェアが有名、というか過去のWindowsをダウンロードするときの定番ソフトウェアらしいです。
ひとまずポータブル版をダウンロードして、Windows 7のISOをダウンロードしたところ、だしかにできる。
ダウンロードする過程で、「Downloading using a browser」にチェックを入れれば、ブラウザ経由でダウンロードできるので、どこからダウンロードしているのかも明らかになる。
怪しいところからダウンロードしているんじゃない?と思ったんですが、これがマイクロソフト本家からダウンロードされているのです。
そこに辿り着く前に、どういう経路でダウンロードしているんだというのが気になったので、ソースコードを解析したのですが、普段見慣れないソースコードでよくわからんので、わからんなりに色々調べた結果をまとめておこうと思いました。
古いWindowsがダウンロードできるわけ
いくらなんでもWindows 95とかはダウンロードできません。
2022年3月の時点ではWindows 7以降のバージョンがダウンロードできるみたいです。
Rufusはオープンソースなので、Githubでソースコードが公開されています。
が、読んでもよくわからん。
「where does rufus download iso from」とGoogleにたずねてみたところ、以下のような記事がヒットしました。
How To Use Rufus To Download Windows 10 ISO
内容によるとFidoというプログラムを使っているそうで、これもGithubで公開されています。
っていうか作者一緒ですね。
これのFido.ps1というPowerShellスクリプトを見てみると、WindowsのISOのダウンロードURLが書いてあったりします。
ダウンロードできるWindowsのバージョンは、マイクロソフトのSoftware Downloadというページをもとに判断されている?みたいです。
このページを見てみるとWindows 8.1は2022年3月20日の時点でダウンロードできるみたいです。
なので、ヘッドレスブラウザみたいな要領で、ISOをダウンロードしているみたいです。
ただWindows 7だけはダウンロードURLが出てこないので、スクリプトの中にハードコードしているみたいです。
Windows 7のダウンロードURLは生きているんですね。
そもそもWindows 7より前ってISO配布されていたっけ?
Windows Vistaのプロダクトキーを持っているのはいいけど、そもそもISOなんて存在していたかなと言うのがあります。
一応メーカー製PCだったので、リカバリー用のDVDを作っていたのでそれは残っているのですが、これ使えるのかな?
気が向いたら試してみます。(できなさそう)
余談ですが、Linuxは古いバージョンのOSがダウンロードできたりします。
https://vault.centos.org/
https://old-releases.ubuntu.com/releases/