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ゲストハウス支配人からエンジニアになってみて

Last updated at Posted at 2021-12-05

はじめに

ゲストハウススタッフからエンジニアになってみて、というテーマでお話しさせていただきます。

前職について

エンジニア転職する前は、都内のゲストハウスの支配人として勤務をしておりました。
ゲストハウスとはドミトリーと呼ばれる相部屋の部屋がメインの宿泊施設です。
宿泊代がホテルに比べると安く、また1階がカフェ・バーになっており初めてのお客様同士でも話しやすい雰囲気のため、世界中から来る宿泊客で賑わっていました。...コロナ前までは(苦笑)。

エンジニアになろうと思ったきっかけ

元々私は文系の大学出身でしたし、エンジニアになるなんて微塵も考えたことはありませんでした。
しかしゲストハウスの運営をしていると、パソコンひとつ持って世界中を旅しながら仕事をしている人に出会うことも多く、彼らの話を聞いていると大抵エンジニアだったりデザイナーとして働いているとのことでした。ただそれでも羨ましいと思いつつも自分には出来ないことだと思っていました。

少し話は飛びますが、長年勤めているとトラブルや施設の故障などに度々出くわします。
私の勤めていたゲストハウスは大手でもなく当然修繕資金等も潤沢にあるわけではないので、今あるものでなんとか解決するということが必要な場面が多く、だんだんと大抵のことはちょっと調べればある程度は出来るという自信がついてきていました。

そんな日常の中である時宿泊客と雑談していたのですが、ゲストハウスの宿泊管理システムが使いづらいという愚痴を溢していると、たまたまそのお客様がエンジニアで「そんなの自分で作っちゃえばいいじゃん。」という風に軽く言われました。
その言葉が自分にとって衝撃的でしたが、そういえば最近大抵のことはある程度出来るよな〜と感じていたことからすごく納得し、いっちょエンジニアになって世界中を旅しながら仕事してやろう、と思ったのがエンジニアになろうとしたきっかけでした。

エンジニアとして働いてみた感想(前職と比べてどう変わったか)

現在はRailsエンジニアとして、とある会社様の販売管理システムを作っています。
やはり大きく変わったこととしては、フルリモートで出社する必要がないところです。
前職では一日中動き回っていましたが、現在は良くも悪くもほぼパソコンの前から動くことはありません。
そのため身体は楽ではありますが、劣っていくのが手に取るようにわかるので適度な運動は必須ですね。
また以前は勤務時間が不規則で家族との時間を取りにくかったりしたのですが、家の事も気にしながら仕事が出来るのはかなり有難いです。

その他にもこれまでは自主的に勉強をすることが少なかったのですが、エンジニア転職を目指してからは勉強が習慣化したこともあり、さらにいろいろなことに興味が湧いて、プログラミング以外も少しずつ勉強を始めて自分の幅を広げることが出来ていると思います。

今後はどんなエンジニアを目指したいか

社内の開発部員が少ないこともあり、要件定義から開発、保守まで少しずつ触れさせてもらっているのですが、やはりただプログラムが書けるだけでは将来的には全然意味がないという風に感じています。
「お客様の課題を解決するにはこういうものが必要で、それを利用してこうしていきましょう!」みたいな感じで物事を大きく捉え、プログラミングはあくまで手段として使ってお客様の課題解決に導く、しかも予算ややりたいことによって何パターンか提案出来たりする上司を見てめちゃくちゃかっこいいなと思ったので、そうなれることを目標に頑張ります。
とはいえまだまだこんなに簡単そうな事も出来ないなんて....と日々壁にぶつかっているので、毎日少しずつ乗り越えていきたいと思います。

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