はじめに
2025年4月のITストラテジスト試験に合格していたため、備忘として投稿します。
受験時の状況
受験回数や学習時間、使用教材などをまとめます。
受験回数
2回(2024年不合格。2025年合格)
学習時間
70時間(2024年分含め)
使用教材・参考図書
①
広田航二
『情報処理教科書 ITストラテジスト 2024~2025年版』
翔泳社
メインの参考書として使用。
他区分を取得した際も翔泳社の情報処理教科書シリーズを使用することが多かったので、今回も同じシリーズを使用しました。
テキスト本体に収録されている過去問に加えて、ダウンロード特典の過去問解説が豊富であることが気に入っています。
この本に関して言うと、午後問題に特化しているのも良かったです。
②
三好康之
『情報処理教科書 高度試験 午後Ⅰ記述 春期・秋期』
翔泳社
出題傾向を確認するための読み物として使用。
過去に他区分を受けたときに購入しており、今回も利用しました。
複数区分受験する方は購入しておいても良いかもしれません。
③
三好康之
『情報処理教科書 高度試験午後Ⅱ論述 春期・秋期 第2版』
翔泳社
論述の回答例の参考に使用。
過去に他区分を受けたときに購入しており、今回も利用しました。
複数区分受験する方は購入しておいても良いかもしれません。
④
一般社団法人金融財政事情研究会
『業種別審査事典』
午後Ⅱの設問アの補強に使用。
図書館で論述対象の業界の記載がある巻を閲覧し、要点をメモしておきました。
⑤
その他、論文の題材にする業界の中期経営計画を参照しました。
会社によってはインターネット上に中期経営計画を公開しているので、目を通しておくと論述のネタ集めに使えるかと思います。
対策内容
午前Ⅰ
免除のため割愛。
午前Ⅱ
2016-2023年の7回分1の過去問を印刷して、1回ずつ解きました。
解き直しはしない派ですが、採点後に期間をおいて何回か読み返しました。
電車での移動中等の隙間時間メインに取り組みました。
午後Ⅰ
②のITストラテジストの章をざっと読んだ後は、①ベースで学習していました。
①収録の過去問を15回分解きました。
1回解いた後は期間をおいて何回か読み返し、解答の流れを思い出すようにしていました。
次のような手順で解いていました。
- 本文を最後まで通して読む
- 設問を読み、設問のキーワードと紐づく箇所を本文中から探し出してマーク
- 探し出した箇所を統合して解答作成
午後Ⅰに関しては問題を解く時間そのものよりも、解説を読んで理解する時間を重視しています。
- 自分が解答の根拠とした箇所と解説で根拠となっている箇所は合っているか
- 制限字数にまとめる際に残すキーワード、削るキーワードの考え方は合っているか
等を解説と突き合わせて確認し、解説の思考プロセスをトレスできるように努めます。
一度トレスした思考プロセスを思い出せるかの確認のために、時々解いた問題を読み返していました。
午後Ⅱ
③と①の2冊に収録されている論述を参考に、6本の論述を作成しました。
最初にWordで作成した後に、印刷して手書きで書き写していました。
こちらも時々読み返して、論述の流れを確認していました。
作成にあたり、図書館で ④業種別審査事典の自分が論述したい業界の章のメモと、⑤中期経営計画を参照しました。
その他論述で意識していることは下記の通りです。
おわりに
簡単ですがITストラテジストの学習について記載しました。
読んでくださった方にとって少しでも参考になれば幸いです。
-
2020年が未実施のため ↩