マイコンを使ってみたいと思ったときに,Arduino等ではほぼ基盤しかなくLEDを光らせる以上のことをしようとすると追加でセンサーや液晶ディスプレイを購入する必要があり,ちょっと遊びたい人には高めかなと思います.
そんな方には,M5StickCから始めることをお勧めします.
M5StickCは,ESP32というWiFi/Bluetoothが使えるボードを載せたプロトタイプ作成用のIoT開発基盤です.
非常に安く,2000円程度で購入可能です.
https://www.switch-science.com/catalog/6350/
6軸IMUやLED,バッテリー,小型液晶ディスプレイ,IRトランスミッタ,ボタンが搭載されているため,Lチカ後もある程度単体で遊べるものになっています.
例えば,Bluetooth接続のマウスや簡単な姿勢推定,リモコンなどを作れます.
下記のブログで作成しているものなどは,M5StickC単体で作れるものになっています.
- https://lang-ship.com/blog/work/m5stickc-tester/
- https://lang-ship.com/blog/work/m5stickc-bluetooth-keyboard/
- https://blog.obniz.com/make/notification-doorbell-made-with-m5stickc/
開発はArduino IDE + C言語風のArduino言語の組み合わせ以外にUIFlowでのブロックプログラミングやMicroPythonで行うこともできます.UIFlowでのブロックプログラミングか,C言語が得意ならArduino IDEで開発するのがおすすめです.
ただ,Arduino IDEのサンプルスケッチを動かすことでも十分楽しめると思います.
もし,マイコンに関心がある場合は1つ購入して試してみるとよいと思います.