こんにちは、とまだです。
以前、Skywork を使ってみた記事を書きました。
ここまで「WordPress構築案件の提案資料作成」だったり、「個人開発アプリのLP作成」など、色んな場面で Skywork を活用できることがわかってきました。
今回は、まだ試していない ポッドキャスト 機能を使ってみました。
AIエージェントでコーディングしている時の待ち時間や、移動時間を有効活用できそうだったので、早速試してみることにしました。
時間がない人向けに総括
- Skyworkのポッドキャスト機能はナレッジベースから自動で音声コンテンツを生成できる
- 2人の対話形式で聞きやすく理解しやすい構成
- NotebookLMと違い統合的な資料作成の一環として活用可能
- 日本語の自然な会話として違和感なく聞ける
- 上司への情報共有や、新人教育など幅広く活用できそう
Skyworkのポッドキャスト機能とは
Skyworkには、これまで紹介してきた機能に加えて、ポッドキャスト生成機能があります。
面白いのは、単に文章を読み上げるだけじゃないところです。
2人の対話形式で、まるでラジオ番組のように内容を解説してくれます。
一人が質問して、もう一人が答える形式なので、難しい内容でも理解しやすくなっています。
実際に試してみた
まずは、前回の記事で作成したWordPress構築の提案資料をポッドキャスト化してみます。
これ、実際の業務でいうと「プロジェクトの概要を新メンバーに説明する」みたいなシーンで使えそうです。
ナレッジベースから選択
前回作成した資料は、すでにナレッジベースに保存されています。
フォルダ分けもできますので、「WordPress」というフォルダの中にまとめてあります。
個人的に、Skyworkの良いところは一度作った資料を色んな形式で再利用できることだと思います。
ドキュメント→スライド→Webページ、そして今回のポッドキャストという流れで、同じ情報を様々な形で活用できます。
生成プロンプトを入力
さて、早速ここまで溜まってきたナレッジベースをもとにポッドキャストを生成してみましょう。
ここでのイメージは「プロジェクトの状況をマネージャーが把握したい」という場面です。
自分がマネジメント側だと「状況を聞きたいけどメンバーの時間取るのもアレだし、資料を全部読むのも面倒」と思うときがあります。
逆に、自分がメンバー側のときに「資料を読めば分かりそうだから説明は面倒」と思うこともあります。
そんなとき、既に用意されている資料を活用しつつ、状況を一発で共有できる音声コンテンツがあれば便利じゃん?と思いました。
ということで、こんな感じでプロンプトを入力しました。
# 背景
ナレッジベースの「WordPress」というフォルダにある資料をすべて理解してください。
これらは、当プロジェクトにおいて事前の調査から、顧客の提案まで進めた資料です。
# 目的
資料をもとに、マネージャーにプロジェクトの状況を伝えること。
# 命令
プロジェクトの状況を理解できるポッドキャストを作成してください。
# 制約事項
技術用語にあまり詳しくない人でも理解できるようにすること。
プロンプトを投げると、関連資料を検索しつつ、生成がスタートしたようです。
ポッドキャストの時間や形式などを指定する項目は特にありませんでした。
ポッドキャスの生成が完了したので聞いてみた
しばらく待つと、ポッドキャストが完成しました。
10分ぐらいの音源となってます。
音声だけが生成されるのかと思っていたんですが、台本も付いています。
とりあえず要約した情報として社内に共有して、「読む」or「聞く」は好きに選んでもらってもいいかもしれませんね。
ちなみに、アクセス権限を設定したり、リンクの有効期限を設定したり、Facebook や X にそのまま共有したりもできます。
もちろん、リンクとして共有も可能です。
以下のURLから誰でもアクセスできますので、良かったら冒頭だけでも聞いてみてください!
実際に音声を再生してみると、ハッキリとした口調で聞きやすく、テンポのよい男女の会話が流れてきます。
台本の一部を抜粋してみました。
# スピーカー 1
では佐藤さん、私たちが提案しているシステムの構成について、簡単に説明していただけますか?
# スピーカー 2
はい。専門的な説明は避けて、分かりやすく言うと、「家」に例えることができます。
まず「EC2」というのは家の基礎や柱にあたる部分で、サイトの中枢になります。
次に「RDS」は金庫のような役割で、投稿データや顧客情報を安全に管理します。
「S3」は倉庫のような役割で、画像やPDFなどを保管します。
そして「CloudFront」は配達サービスのようなもので、訪問者に素早くコンテンツを届けます。
# スピーカー 1
とても分かりやすい説明ですね。
このように各パーツを専用のサービスに任せることで、安定性と拡張性を確保できるんですね。
それでは、このシステムを導入するメリットについて、もう少し詳しく教えていただけますか?
# スピーカー 2
主に4つのメリットがあります。
1つ目は「柔軟な情報発信力」です。
専門知識がなくても、ブログやお知らせを簡単に更新できるようになります。
2つ目は「高速表示と安定性」です。
例えば、テレビで紹介されて急にアクセスが増えても、サイトがダウンすることなく表示できます。
# スピーカー1
なるほど、それは重要ですね。
突然のアクセス集中でサイトがダウンすると、大事なビジネスチャンスを逃してしまいますからね。
全体として、技術的な内容を噛み砕いて説明してくれているのが分かります。
また、片方が説明をして、片方が自分の解釈・感想を言いながら会話が繋がっています。
文字の読み上げのように一方的に伝えてくる形式だと、とにかく情報の詰め込みになってしまいますので、会話形式なのは理解を助けてくれますね。
AIっぽい不自然な言葉遣いなども特になく、読み上げもスムーズです。
これならサクッと情報共有しやすいのではないでしょうか。
ポッドキャストはダウンロードも可能
作られたポッドキャストはブラウザ上で聞けるのはもちろん、MP3でダウンロードしたり、さらに会話をマークダウンでダウンロードすることも可能です。
NotebookLMとの比較
ご存知の方もいるかもしれませんが、GoogleのNotebookLMでも似たようなポッドキャスト生成ができます。
私も業務で NotebookLM を使ったことがありまして、そちらでは以下のような使い方をしていました。
- 他の人が作成した資料を NotebookLM にアップロード
- ポッドキャストを生成
- コーディングや AI駆動開発の待ち時間などに聞く
ここだけ見ると、Skywork と NotebookLM とで大差はありません。
ただ、調査から資料作成、ナレッジベースに蓄積まですべて Skywork で完結 するというのが大きな強みだと思いました。
NotebookLM は「すでに資料が作られている前提」ですからね。
業務で継続的に資料を作成・活用していくなら Skywork は強いなと思いました。
特に、複数人で進めていくプロジェクトなら調査や資料作成したナレッジもどんどん溜まっていくでしょうし、ポッドキャストに限らず活用の幅が広がりそうです。
業務での活用シーン
実際の業務でどう使えるか、いくつか考えてみました。
1. 会議の議事録を移動中に確認
出張で参加できなかった会議の議事録。
メールで送られてきても、なかなか読む時間がありません。
ですが、ポッドキャスト化しておけば、空き時間でサクッと聞くことができます。
URLさえメモしておけばどこでも聞けるので、移動中にもキャッチアップが進みます。
2. プロジェクトの引き継ぎ資料
忙しいプロジェクトに新入社員や追加要員など、メンバーが増えることがあります。
そんな時、プロジェクトの状況をゼロから説明するのも大変ではないでしょうか?
「これを読んでおいて」と膨大な資料を渡したとしても、読み手は困ってしまいます。
そこで、まずは全体像をまとめてポッドキャストを作っておき、URLを共有します。
「まずはこれを聞いてください」とだけ伝えておけば全体像を掴みやすく、その後の詳細な説明もスムーズになるはずです。
私が使うなら「全体把握用」の他に「個別の詳細説明用」を何本か用意すると思います。
3. 継続的な情報更新もラクラク
プロジェクトって、どんどん情報が更新されていきますよね。
仕様が変わったり、新しい要件が追加されたり。
Skyworkの良いところは、ナレッジベースを更新すれば、ポッドキャストも簡単に更新できることです。
例えば、こんな流れで使えます。
- 新しい要件定義書をナレッジベースに追加
- 「最新の要件を含めてポッドキャストを更新して」と指示
- 自動で最新版のポッドキャストが完成
これなら、プロジェクトの状況が変わっても、常に最新の情報を音声で共有できます。
忙しいマネージャーにとっては、本当にありがたい機能だと思います。
Skyworkポッドキャスト機能の総括
ここまで使ってみて、Skyworkのポッドキャスト機能の強みが見えてきました。
1. 統合的な活用ができる
ドキュメント→スライド→Webページ→ポッドキャストという流れで、同じ情報を様々な形で活用できます。
これは他のツールにはない強みです。
2. 対話形式で理解しやすい
単なる読み上げじゃなく、2人の会話形式なので頭に入りやすいです。
特に技術的な内容を非技術者に説明するときに効果的だと感じました。
3. ナレッジベースとの連携
過去の資料を蓄積しておけば、いつでも音声コンテンツ化できます。
プロジェクトが大きくなればなるほど、この機能の価値は高まりそうです。
まとめ
Skyworkのポッドキャスト機能は以下のような場面で効果を発揮すると思います。
- プロジェクトの引き継ぎ
- 新メンバーへの情報共有
- 定期的な状況報告
- 移動時間での情報キャッチアップ
単体の機能としてではなく、ドキュメントやスライドと連携して使えるのがポイントですね。
(特に NotebookLM との違いとして)
資料作成の時間を削減しつつ、情報共有の質も上げられる「一石二鳥」なツールだと感じました。
興味がある方はSkyworkでポッドキャスト機能を体験してみてください。