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【AWS初心者向け】AWS学習方法まとめ【15時間で達成できる】

Last updated at Posted at 2020-11-26

AWS学習を始めようと考えている人

「AWSとは、概要や全体像、メリットデメリットが知りたい」
「AWSの学習方法が知りたい」
こういった疑問に答えます。

本記事のテーマ

【AWS初心者向け】AWS学習方法まとめ【15時間で達成できる】

AWS学習の始め方

AWSやクラウド初心者の方がAWSを学ぶための方法を纏めました。

①クラウドを学ぶ
②AWSの概要を学ぶ
③知識の定着(AWS公式ハンズオン実施)
④AWS運用の現場に参画

知識定着のため、インプット、アウトプットのバランスを考えてまとめています。

IT基礎知識(基本情報技術者レベル)がある前提になっていますので、
インフラ基礎知識が足りていないと感じる方には下記の記事もおすすめです。

記事の信頼性

筆者はAWS経験5年程度です。AWS資格は5冠達成しました。
現在は大規模ECサイトのAWS運用を任されるようになっています。

今回紹介している記事は全てAWS公式ページにあったもので、その中から初心者向けのものをピックアップしています。(公式ページがこれだけ分かりやすいことにAWSの本気度を感じました)

読者さんへの前置きメッセージ

本記事では「IT経験あるけどクラウド経験ない、クラウド勉強したいけど、どのように勉強していけば良いか分からない」方向けに書いています。
この記事を読むことで、「AWS学習の具体的なやり方、その後のキャリア」までをイメージできるようになると思います。
15時間で終わるので仕事しながらでも1か月もあれば完了できると思います。

①クラウドを学ぶ

クラウド (クラウドサービス) とは?(30分程度)

まずはクラウドについて知るために上記の記事を読みます。
クラウドの専門用語たくさん出てきますが、調べながら読むと良い勉強になる。
量は多くないので30分程度を目標に読み切りましょう。

読んだ後に下記が説明できればOKです。

クラウドのメリット
クラウドの種類
クラウドネイティブとは
クラウド活用の場面

②AWSの概要を学ぶ

はじめてのアマゾン ウェブ サービス(動画40分程度)

下記についてIT初心者でもわかりやすく解説してくれています。

AWSの企業理念
マネージドサービス(価値を生みずらい重労働の話)
クラウドの利点(早く、安く、楽に)
セキュリティ
クラウドジャーニー(オンプレからの移行)

理解が深まるように画像も合わせて貼っておきます。

AWSの企業理念
image.png

マネージドサービス(価値を生みずらい重労働の話)
image.png
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クラウドの利点(早く、安く、楽に)
image.png

セキュリティ
image.png

クラウドジャーニー(オンプレからの移行)
image.png

『AWS ご利用開始時に最低限おさえておきたい10のこと』資料と解説動画(動画60分程度)

https://pages.awscloud.com/event_JAPAN_at-least-10-ondemand.html?trk=aws_introduction_page
初心者には難しいかもしれません。
初回はざっくりで良いので目を通す程度でも大丈夫です。何度も見返すべき資料かなと思います。
AWS Well-Architected Frameworkがどんなものなのか理解できていればOKです。
image.png

『AWS 設計のベストプラクティスで最低限知っておくべき 10 のこと』資料と解説動画(動画60分程度)

読むのには高いインフラ知識が必要です。
これも初回は目を通す程度で構いません。超重要なので何度も見返すべき資料です。
(AWS経験者でも理解していないことが多いと感じています。)

目次を見て何を言っていたかぼんやり思い返せれば良い感じです。
image.png

AWS 初心者向け Webinar 〜料金編〜(動画30分程度×2本)

ハンズオンを行う上で利用料金が気になる場合は読んでおく程度です。
今回紹介するハンズオン程度であればほぼ料金はかからないので、気にならなければ読まなくても構いません。
気になる方は上記URLにある7つの動画のうち『AWS 支払いと請求』と『AWS 無料利用枠のご案内』を見ておけば良いです。

上記の動画を見ることで下記が理解できます。

コスト確認方法(請求ダッシュボード)
無料利用枠の種類(ずっと無料、1年無料、トライアル期間だけ無料)

※無料利用枠については「AWS 無料利用枠」でググると一覧で見れます。

③知識の定着(AWS公式ハンズオン実施)

正直なところ、何もわかってなくても動画の通りにやるだけで、ハンズオンのシステムは完成します。
クラウドのメリットやAWSの設計原則みたいな大枠を理解して実施することが
知識の定着や応用を効かせる意味で重要なことだと考えています。

ここではアカウント作成と代表的な2つのアーキテクチャパターンを学ぶハンズオンの
合わせて3つを紹介します。

ハンズオンはじめの一歩: AWS アカウントの作り方 & IAM 基本のキ(動画40分(5分程度×8本))

まずはアカウントの作成です。
理解ポイントとしては下記の2点です。
ルートユーザーと IAM ユーザー
IAM (ポリシー、グループ、ロール)について
image.png

スケーラブルウェブサイト構築編(動画2時間程度(10分程度×10本)))

AWSで利用される基礎的で一般的な構成です。
ハンズオン後に下図の各種サービスの役割や機能を理解していればOKです。

image.png

サーバーレスアーキテクチャで翻訳 Web API を構築する(動画2時間程度(10分程度×10本)))

スケーラブルウェブサイト構築編に比べ設定項目が少ないことがわかります。(楽に構築できます)
新規サービスを作る際はなるべくサーバーレスで作れないかを考えるようになるのが目的です。
ハンズオン後に下図の各種サービスの役割や機能を理解していればOKです。
image.png

④AWS運用の現場に参画

本記事で書いた程度の知識があれば運用案件に潜り込める可能性が高いです。
(それだけ手が足りていない。自分の現場なら来てほしい)
AWS運用ができれば月額70~80万は稼ぐことが可能です。
運用経験を積んだ後は、より単価の高い設計や提案案件、専門性の高い案件を目指せます。

複数の現場でAWS運用していて思うことですが、ベストプラクティスに沿った運用ができている現場はほとんどありません。
なので、運用しながら下記の資料をダウンロードして、繰り返し見て原則を忘れないようにしましょう。
『AWS 設計のベストプラクティスで最低限知っておくべき 10 のこと』資料と解説動画
https://pages.awscloud.com/JAPAN-event-OE-At-least-10-Architecting-2020-reg-event-LP.html?aws_introduction_page

さいごに

資格の勉強だけだと知識定着しないのは、アウトプット(ハンズオンの部分)が足りないからだという結論に行き着いたのが、本記事を執筆しようと思った経緯です。
ベストプラクティスは時代で変わるので、5年前のベストプラクティスが今はバッドプラクティスだったりします。
AWSベテラン経験者になっても改めて本ページに戻ってきてもらえるような使い方をしてもらえると嬉しいです。
(本記事も最新化していかないといけないですが。。)

出展

下記ページから最低限必要な知識をピックアップして紹介しています。
興味ある分野引き続きアウトプットしながら学んでみてください。

AWS 初心者向け資料

AWS で最低限知っておきたい 10 のことシリーズ
それぞれの分野別に9つの資料がまとめられている
10種類の概要資料がある。本記事では2つの資料を紹介。

AWS 初心者向けハンズオン

13種類のハンズオンがある。本記事では3つのハンズオンを紹介。

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