はじめに
先日、KCNA-JP (Kubernetes Cloud Native Associate) 資格試験に合格しました!🎉
私はKubernetesを触ったことがあまりなく、勉強時間も限られていましたが、なんとか20時間の学習で合格できました。この記事では、私が実際に行った勉強法や試験の準備、当日のトラブルとその対策について詳しくお話しします。これからKCNA-JPに挑戦しようと思っている方の参考になれば嬉しいです!
勉強方法
使用した教材
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Kubernetes実践ガイド(クラウドネイティブアプリケーションを支える技術)
Kubernetes実践ガイド、こちら書籍はとても分かりやすく、Kubernetesの基本からしっかり学ぶことができます。
私は3回ほど繰り返し読んで理解を深めました。 -
Udemyの模擬試験問題集
- これだけでOK!【KCNA-JP】認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイト模擬試験問題集(5回分300問)
- 【2024年更新】KCNA-JP 認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイト 模擬問題集
どちらも実際の試験に非常に近い問題が収録されており、試験の傾向を掴むためにとても役立ちました。
勉強時間
- 勉強期間:合計20時間ほど
- 主に休日の時間を利用してちょこっとずつ勉強しました。
最初は「Kubernetes実践ガイド」をじっくり読み、基礎知識をつけました。
特に、Kubernetesのコアコンセプトや周辺ツールに関しての説明が理解しやすく、試験範囲を効率的にカバーできました。
次に、他の方の合格体験を見てUdemyの模擬試験をやってみることにして
上記の紹介した問題集が2回と5回分の全部で7回分あり、それを何度も繰り返して解きました。
目標は90%以上正解することにするのが良いかと思います。
全問正解を目指して復習を繰り返し、自信が持てるまで繰り返しました。
あと、本と模擬試験の両方に出てきていますが試験で出てくる周辺ツールについては下記のサイトにあるので見てみてください。
KCNA-JP資格試験のメリット
そもそも、なぜこの資格に挑戦したかというとKCNA-JPは他の3つの試験(CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP)とは違い、4択を選択する形式のよくある試験でk8sを学ぶ上でとっかかりとしては良いのではないかと思ったからです。(コマンドを打たなきゃいけない試験って勝手なイメージですがハードル高い)
実際受けてみて感じたメリットはKubernetesの基本的な知識やコマンドだけでなく、CNCFが認定する周辺ツール群についても学べる資格試験で特に、Kubernetesを初めて学ぶ方にとっては、クラウドネイティブの世界に入門する絶好の機会になるいいものだったと思いました。
私もKubernetesには少し触れたことがありましたが、基本的なコマンドしか知らず、周辺ツールの知識が不足していました。この試験を通じて、幅広いツールや概念について学べ、とても良い経験になりました。
試験準備と実施
試験予約
試験予約は比較的簡単に行えますが、試験日の前に自分のPC環境で試験が受けられるか確認するツールを使用することを強くおすすめします。
実際に試験を受ける際にトラブルが起こることもあるので、事前に準備しておくことが重要です。
あと、顔つきの身分証明書が必須になっており、試験によってはそれ以外で代用できますが、ここの試験では必ず政府発行の顔つきの身分証明書となるので注意が必要です。
持ってなかったり、無くして一時的にない人などもしっかり準備をしましょう!
試験当日
試験は試験開始の30分前からアクセス可能です。しかし、私の場合、ネットワークの帯域チェックに何度も失敗し、試験を開始できるまでにかなりの時間を要しました。結局、10回ほどアクセスを試みて、1回通るかどうかという状態でした。
試験官とのコミュニケーションは英語で行われますが、基本的な単語さえ理解できれば問題ありません。英語が苦手な方でも、焦らず対応すれば大丈夫です。
最大の注意点:マウスの選び
私が試験中に経験した最大のトラブルは、使用していたマウスです。
これだけでは意味が分からないと思いますが何があったかを説明すると
戻るボタンが付いているマウスを使っていたため、誤って押してしまいテストアプリケーションがテスト前のローディング画面に戻ってしまいました。
その後、再度部屋のチェックや試験官とのやりとりを行う必要があり時間をロスしてしまいました。
それだけならまだよかったのですが、再開後はテストがローディング画面から進まなくなり結局再試験を余儀なくされました。
この経験から、戻るボタンのないシンプルなマウスを使用することを強くお勧めします。
試験結果
2回目の試験では、なんとかネットワークチェックもクリアし、無事に試験を終えることができました。結果は100点満点中85点。ケアレスミスも多かったと思いますが、合格できてホッとしました。
まとめ
KCNA-JPの試験は、Kubernetesの基礎をしっかりと学びたい方に最適な資格です。勉強方法としては、書籍で基礎を固め、模擬試験で実践力をつけるという一般的な方法が効果的です。
特にUdemyの模擬試験は試験対策に非常に役立ちました。本当にほぼ同じ問題も複数出ます。
これから受験される方は、ネットワーク環境やデバイスの準備を万全にして挑むことをお勧めします。
私のようにトラブルに見舞われないよう、しっかり準備して頑張ってください!