#はじめに
こんにちは。
2年目ペーペー新人エンジニアです。
今回は、個人開発したアプリをついにリリースしたので、
それを記事にしようとおもいます。
#作成物
PS: このサービスは2024年11月に停止しました。
今回作成したのは、『PaintMonitor』というアプリです。
※追記ー2021年アプリ名を改名し、『お絵描き道場』にしました。
名前も当初かなり迷走して、結局わかりやすく、
Paint(描いて)Monitor(見える化)にしました。
アプリの特徴としては、
描いて(Paint)、解析して(Monitor)、共有する(SNS)。の3点です。
システム構成は、一番使い慣れているUbuntuServerで、
開発言語はDjangoのDjangoRESTFrameworkを利用しました。
DjangoRESTFrameworkは、とても使いやすく、直感的に理解しやすかったです。
認証回りの構築は、『現場で使えるDjangoRESTFramework』の本を参考にしました。
このDjangoの現場で使えるシリーズは、本当に現場で使えそうな内容が豊富なのでおすすめです。
フロント周りは、最近仕事でもよく使うVue.jsを利用しました。
Vue.jsは、開発コストは低く使いやすいので、
SPAの作成にはとてもよかったです。
Webpackで、利用すればhotタイミングでコードが反映されるので開発スピードを上げてくれました。
開発当初は、jQueryで開発していましたが、ネイティブ展開もしたかったので、
モダンな構築に作り変えました。
DBはいつものMySQL。ストレージはAWSを利用しています。
APサーバーはGunicornを利用しています。
シングルパフォーマンスでは、uWSGIのほうが優れていますが、
システムの安定度を重視したい場合は、Gunicornがいいみたいです。
WEBサーバーはいつものNginxでリリース、それをLetsEncriptで暗号化しました。
#個人開発で作ろうと思ったきっかけ
ある程度WEBができるようになって、何か作りたいなぁと常に何かしらは作っていました。
アートとテクノロジーが好きなので、
それらを合わせてアーティスト向けのアプリを作ろうと思ったのがきっかけでした。
WEBで描いて、練習して、SNSにするサービスっていいなと思い、作り始めました。
最初は、tensorflowを利用して、絵をスコア化して、レート戦の
バトルをメインとするアプリを作ろうと考えたのですが、
普通に絵の練習するアプリのほうが実用的だなと思って、練習をメインとするアプリにしました。
バトルやそのほかの機能は後からのアップデートで追加していければいいかなと。
#個人開発で苦労したところ
###全部ひとりで考えなくてはいけなくて、大変な作業量になる。
単純に作業量が暴力的なので、仕事の合間に開発するには少ししんどかったです。
会社へ行く電車の乗り降りの時間、座れる時間帯に電車にのり、Surfaceを広げてカタカタと作業してました。
でもコードを書くのは好きなので、なんだかんだ充実した日々を過ごせました。
###デザインや仕様を考えるのが大変。
私は考えるより手を動かす派なので、デザインに関しては、FIGMAやXD等は使わずに、簡単に画面をスケッチしてデザインしました。
私の場合は、好きなWEBサービスのPinterestを参考したりしました。
仕様は、適当に考えて、修正があればその都度修正する、みたいなチーム開発なら怒られるであろう進め方をしていました。
###こだわりすぎて時間がかかる
私自身よく絵を描くので、ペイント部分はかなりこだわって作りました。
WEBでありながら実用的なペイントツールを作るのに4,5回新規でペイントアプリを作り、
開発の7割はこのペイントツールに費やしたせいで、開発に半年以上かかりました。
#最後に
個人開発は大変でしたが、
個人のポートフォリオにもなるし、なによりめちゃくちゃ勉強になります。
開発力をつける一番の方法は、アプリを作ってリリースするのがいいのでは?
と感じました。
長々と話してしまいましたが、
作成したPaintMonitor
昨日の夜にリリースしたばかりなので、まだ利用者が全然いません。
ぜひ触ってあそんでもらえたらうれしいです。
今後もアップデート頑張っていきたいと思います。