1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

BoxAdvent Calendar 2021

Day 21

Boxで脱PPAP!

Last updated at Posted at 2021-12-20

今日はPPAPの代替手段としてBoxはどう使えるかについて解説したいと思います。

こんなニュースが飛び込んできました!

要は、セキュリティの理由により、今後添付ファイルはやめてBoxでファイル共有するから、Boxへアクセスできるようにしておいてね、ということです。

PPAP?

PPAPについては、こちらの記事を参考にしてください。

Boxでファイルを受け取るメリット

大きく3つあります。

ファイルサイズを気にしなくていい

15GB(テナントによって5GB)までアップロード可能です!もう、メールの添付ファイルのサイズ制限を気にする必要がありません。

Business-Plus以上のお客様のファイルサイズ上限は15GB

ダウンロードせずにファイル閲覧可能

PCにOfficeソフトが入っていなくても、ブラウザ上で閲覧可能です。
3Dファイルなど特殊なファイルもブラウザ上で閲覧可能です。

Box-Content-Previewでサポートされるファイル

モバイルアプリでも閲覧可能です。
もう、Boxのプレビューに慣れすぎてて、ダウンロードしないと表示できないシステムを使うとストレスです!w

安全に手間なくファイルを受信可能

Zip暗号化されたファイルをダウンロードし、別送されたパスワードで解凍する…そんな煩雑な作業から解放されます。
セキュアなBoxに直接保管されることで、端末へのダウンロードを抑制できます

Boxでファイルを受け取る手順

ファイルリクエスト用のフォルダを作成する

  1. ファイルを受け取るフォルダを作成します。
    自分が編集者以上の権限を持つ場所に作成する必要があります。

image.png
image.png

  1. フォルダの[…]-[ファイルリクエスト]をクリックし、ファイルリクエストを作成します。
    image.png

フォームの編集をする【省略可能】

1.ファイルリクエストメニューの[設定]をクリックすると、フォームの編集が可能です。

image.png

  1. アップロードする人に、入力してもらう項目を追加します。
    アップロードする人をBoxアカウント持っている人に限定したり、フォームの有効期限を設定することも出来ます。

image.png

ファイルリクエストのURLを相手に知らせる

メールの署名にファイルリクエストのURLをハイパーリンクで挿入すると、添付ファイルの代わりに直接Boxへアップロードしてもらうことができます。
チャットツールで相手にURLを伝えたり、Webサイト上にアップロードフォームを組み込むことも可能です。

image.png

ファイルを受け取ったら自分へ通知する設定をする

ファイルがアップロードされたら、自分へメール通知するよう設定することで、すぐに気づくことが出来ます。
Relayという機能を使うと、アップロードされたファイルに対する処理(コピー・移動、タスク設定など)も設定可能です。
Relay詳細:

image.png

image.png

注意してほしいこと

PPAPの代替ツールとしてだけで、Boxを入れることは絶対にしてほしくないです。
社外に共有するためだけに、いつもと違うシステムへログインし、ファイルをアップロードし、共有リンクを発行し、メールへ貼り付け・・・なんてやってたら、PPAPより手間が発生します。
セキュリティ強化のため、の裏で生産性を落としては元も子もないので、一時的な社外共有ファイルだけでなく、それ以外のコンテンツもBoxで保管するのがベストです。

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?