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Aurora Serverless DB を作って Node.js(TS) から使う

Last updated at Posted at 2019-12-19

概要

Aurora Serverless DB を作成して、
Node.js (TypeScript) からアクセスしてみます。

実行時の環境 2019/12/04

  • MacOS 10.14.4
  • node v10.15.0
  • npm 6.6.0
  • ts-node v8.5.4
  • aws-sdk 2.584.0

DB の作成

Data API 公式ドキュメントを見ると、
現在、Data API が有効なリージョンは限られているらしいので注意
東京リージョンでつくる。

  • DB 作成方法
項目
テータベース作成方法 標準作成
  • エンジンのオプション
項目
エンジンのタイプ Amazon Aurora
エディション MySQL 互換
バージョン 現行最新: Aurora (MySQL)-5.6.10a
データベースロケーション リージョン別
  • データベースの機能
項目
データベースの機能 サーバーレス
  • 設定

    • マスターパスワード はあとでテストに出るのでノートにとること
  • キャパシティーの設定

    • ACU = Aurora キャパシティーユニット
      • 使用する ACU x 時間に応じて課金が発生する。デフォルト最大値 128 とかいってて怖いから 8 に下げて様子見る。
    • コールドスタート
      • 使ってない時間帯は勝手に止まってくれる
      • 使い始めは 1 分かけてゆるく起動するらしい
      • 開発環境とか社内向けサービスなのでゆるくていい
項目
最小 ACU 1
最大 ACU 8
追加設定 アイドルの場合、コンピューティングを一時停止: 15 分
  • 接続
    • Data API を有効にする
    • そのほかはてきとう
項目
ウェブサービスデータ API Data API
  • 追加設定
    • 基本的にデフォルトのままにした。
    • 最初のデータベース名 …DB 名とは違うのか?
      - MySQL でいう データベーススキーマ と同じと考えていいらしい
      - ややこしいわ
      - 複数のサービスで DB を利用する予定なので、はじめにのせるサービス名にした

DB ができた

  • 作成中ステータスで表示された
  • しばらくまつと 利用可能 になった

Query Editor を使って DB にユーザーを作る

Query Editor への接続

  • RDS メニューから Query Editor へアクセス
    • 作成した DB を選択
    • user: admin
    • password: さっきメモっといたマスターパスワード
      - メモっとかなかったおバカさん(俺)は、DB の設定変更から再設定
  • データベースに接続
  • コンソールが開き、デフォルトのクエリが実行できたら OK
  • せっかくなので、 SHOW DATABASES; してみる
    • DB 作成時に最初のデータベース名に入力していたデータベース(スキーマ)が表示されるはず

開発用ユーザーを作り、データベースへのアクセス権を与える

in-QueryEditor
CREATE USER 'devuser'@'%' IDENTIFIED BY 'YOUR_PASSWORD';
GRANT ALL ON (最初のデータベース名).* TO devuser;

成功を確認したら、作ったユーザーでアクセスしてみる

  • 「データベースを変更する」
    • user: devuser
    • password: YOUR_PASSWORD
    • データベースまたはスキーマ: (最初のデータベース名)
  • 接続してクエリが実行できたら OK

Node.js から DB に接続する

これがやりたかった

Data API 公式ドキュメント から必要な部分を実行していく

Data API にアクセスするためのシークレットを作る

  • Secret Managerから、MySQL ユーザーに対応する Secret を発行する必要がある。
  • しかし、なんと Query Editor からアクセスした時点で Secret が勝手に作られている。便利。

アクセスするサンプルコードを書いて実行してみる (TypeScript)

src/aurora-test.ts
import { RDSDataService } from "aws-sdk";
import { ExecuteStatementRequest } from "aws-sdk/clients/rdsdataservice";

(function testQuery() {
  const rds = new RDSDataService({
    region: "ap-northeast-1",
    accessKeyId: "***",
    secretAccessKey: "***"
  });

  const params: ExecuteStatementRequest = {
    resourceArn: "***", // RDS > データベース > 設定 から参照
    secretArn: "***", // SecretManager > 追加したユーザーのSecret > シークレットのARN
    database: "(最初のデータベース名)",
    sql: "select * from information_schema.tables",
    includeResultMetadata: true
  };

  rds.executeStatement(params, (err, data) => {
    if (err) {
      console.error(err, err.stack);
    } else {
      console.log(`Fetch ${data.records!.length} rows!`);
      console.log(data.columnMetadata!.map(col => col.name).join(","));
      for (const record of data.records!) {
        console.log(record.map(col => Object.values(col)[0]).join(","));
      }
    }
  });
})();

ts-node で実行

ts-node src/aurora-test.ts

> Fetch 69 rows!
> TABLE_CATALOG,TABLE_SCHEMA,TABLE_NAME,TABLE_TYPE,ENGINE,VERSION,ROW_FORMAT,TABLE_ROWS,AVG_ROW_LENGTH,DATA_LENGTH,MAX_DATA_LENGTH,INDEX_LENGTH,DATA_FREE,AUTO_INCREMENT,CREATE_TIME,UPDATE_TIME,CHECK_TIME,TABLE_COLLATION,CHECKSUM,CREATE_OPTIONS,TABLE_COMMENT
> def,information_schema,CHARACTER_SETS,SYSTEM VIEW,MEMORY,10,Fixed,true,384,0,16434816,0,0,true,2019-12-04 07:35:09,true,true,utf8_general_ci,true,max_rows=43690,
> def,information_schema,COLLATIONS,SYSTEM VIEW,MEMORY,10,Fixed,true,231,0,16704765,0,0,true,2019-12-04 07:35:09,true,true,utf8_general_ci,true,max_rows=72628,
> ...

UTF-8 を指定してUnicodeを扱えるようにする

デフォルトの character set が latin とかいうやつで、
日本語が全部 ??? になって困ったので設定を変える。
別記事に切り出した

SSH Tunnel (ec2踏み台) を使って直接接続する

Aurora Serverless はpublic ipを持てない。
ふつーに自由にクエリ書きたいときに困るよねってことで、
@hhrrwwttrr さんにおねがいして、踏み台EC2を作ってもらった。
踏み台を準備してもらうと、Sequel Pro などのクライアントからも直接SSH経由で接続できて便利。

作る手順とかは @hhrrwwttrr さんがわかりやすく書いてくれるって言ってた。

できあがり

認証情報の扱いにはきをつけてつかおうね

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