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MacOSでP4コマンドを使えるようにする

Last updated at Posted at 2024-08-09

前回までのあらすじ

サーバー構築編

クライアント構築編

P4コマンドとは

クライアント用のPerforceコマンドです
Gitのgitコマンドのように、PerforceにはP4コマンドというものが存在します
P4コマンドを使用してsyncやsubmitを行うことができます
サーバー操作の場合はP4Dコマンドです

Windowsでは?

通常Windows版では、GUIをインストールした際に同時にCLIがインストールされますが、MacではCLIは別途インストールする必要があり、またパスを自分で通す必要があります

P4 CLIをインストールする

  • FAMILY
    MacOS
  • PLATFORM
    macOS 10.14+(ARM64)
  • VERSION
    選択不可

helix-core-server.tgzがインストールされるので解凍します
中にはコマンドを使用するためのexecファイルが入っています

書き込み権限を付与する

  1. ターミナルから、解凍したhelix-core-serverディレクトリまでcdする
  2. 以下を実行し、ディレクトリ内の全ファイルに書き込み権限を付与する
chmod +x *

/usr/local/binに移動させる

execファイルをbinディレクトリに移動させます
「/usr/local/binとは何ぞや」という方は以下参照

ターミナルから以下を実行

mv p4 /usr/local/bin

p4dも使いたい場合は以下も実行

mv p4d /usr/local/bin

初期設定

  • P4PORTを設定する
export P4PORT=ssl:IPアドレス:1666

sslを使用している場合は、prefixにsslをつける必要があります
1666はポート番号。別のポートを指定している場合は書き換えます

  • 初接続
p4

上記を実行すると、フィンガープリントの発行をされます
接続を許可するため、再度以下を実行します

p4 trust

ユーザー登録

p4コマンドを実行する際に使用するユーザーを登録します
追加する際、clientコマンドを使用する必要があります
以下を実行します

p4 client -o Hoge | p4 client -i

Hogeは構築した際に作成したユーザー名に置き換えます

この状態でp4 syncを実行してみましょう
エラーが出ず、syncできたら成功です

EX:環境変数を保存したい

ターミナルを再起動する度にP4PORTを毎回設定するのはめんどくさいので、プロファイルに保存させます
P4PORTを設定した後に、以下を実行します

source ~/.bash_profile

ファイルが存在していないと言われた場合は、下記を実行してファイルを作成し、再度上記のコマンドを実行します

touch ~/.bash_profile
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