#はじめに
Azure Blob Storage のコンテナを NFS 3.0 で直接マウントする方法が遂に GA (本番運用)になりました!
Mount Blob storage by using the Network File System (NFS) 3.0 protocol
というわけで試してみたら、ドキュメント通りにやると上手くいかない場所があったのでシェアしときます。
手順
NFS マウントをするためのコマンド
下記のような感じで、Blob をマウントしたい Linux マシンに適当なマウントポイントを作って mount コマンドを実行!
mkdir -p /mnt/test
mount -o sec=sys,vers=3,nolock,proto=tcp <storage-account-name>.blob.core.windows.net:/<storage-account-name>/<container-name> /mnt/test
エラー発生
Ubuntu 18.04 だと以下のエラーが出てマウントできず。
mount: /nfs/standard: bad option; for several filesystems (e.g. nfs, cifs) you might need a /sbin/mount.<type> helper program.
nfs や cifs など、幾つかのファイルシステムはヘルパープログラムが必要になりますよー、というエラーが出ている様子。
調べてみた
NFS でマウントをしようとしてこのエラーが出る場合には nfs-common
のインストールが必要とのこと。
NFSでマウントするときに出るエラーの対処( mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on....)
ちなみに cifs の場合には、cifs-utils
が必要。
やってみよう
サクッと入れる。
sudo apt install nfs-common
その後マウントを再試行してみたら、余裕でマウントできた。
まとめ
Azure Blob の価格で普通に Linux から NFS で読み書きできるストレージが使えるようになるので、場合によっては有用かもしれんです。