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 応用情報技術者試験の受験してきたので勉強法や当日の立ち回り (令和6年)

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はじめに

令和6年度秋期試験を受けてきました。
区分は応用情報技術者試験(AP)です。

こちらの試験受験日から合格発表まで期間があるため今のうちに勉強法や試験当日の動き方について忘れないうちにまとめていきます。

筆者のスペック

  • インフラ(クラウド)エンジニア経験5年
  • 基本情報技術者試験は合格済み
  • 普段はオンプレミス、AWS、Azureのインフラを担当
  • プロジェクトマネジメント経験は1,2年

以下のような方は私と経験が近く参考になるかと思います。

  • インフラエンジニア
  • 文系出身などで計算問題に苦手意識がある

教材

午前試験の勉強

午前試験は7月の申し込み完了後から試験前日までの期間勉強していました。
応用情報の午前試験の約半分は過去問からの出題ということもあり、覚えている問題が多ければ多いほど得点源になるため、試験直前まで繰り返し演習をするようにしていました。

参考書学習

まず最初に徹底攻略 応用情報技術者教科書 令和6年度を約一か月かけて読み込みを行いました。

正直なところこの期間はもったいない時間の使い方でした。
試験申し込み時に参考書は購入していましたが、試験勉強のモチベーションが上がりきらずダラダラと参考書を読んでいました。
約800ページあるとはいえある程度分野を絞るなどすればよかったなと今では感じています。

8月後半に参考書を一周したら続いては過去問道場で問題演習です。

午前問題演習

過去道場のアカウントは作成していなかったので、直近10回分の過去問一回分を適当に選んで85問ワンセットで繰り返しポチポチしていました。たまに気分転換に過去10回以外の古い試験なども解いていました。
慣れてきたら過去問2から5回分をまとめて選択し、10月に入ってからは選択可能な過去問全部からランダムに出題をしていました。

過去問以外の対策

そのほかの午前問題対策としては話題のIT用語の確認を行っていました。
例えば生成AI関連の用語です。
ちょうどAWSのAWS Certified AI Practitioner 試験がベータ版で提供されていたため、生成AIの勉強としてAWSドキュメントから基本的な生成AI用語を学習していました。

ほかには機械学習用語としてG検定の用語解説をしているサイトなども準備していました。

また、IPAのニュースなども定期的にチェックしてトレンドとなる用語についても少し目を通すようにしていました。

午前問題の過去問以外の問題は正直予想が難しいので、ヤマを張るくらいの気持ちで過去問対策をメインとしてトレンドの用語は押さえておくくらいでいいかと思います。(実際1,2問くらいラッキー程度でした)

午後試験の勉強

こちらはあまり対策していません。
令和06年【秋期】応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 に記載されてる過去問を4回分を2周くらい行ったくらいです。

また、プログラミングやデータベースなど業務的にやっていない分野については当日にも選択する可能性は低いので飛ばしていました。
以下の分野を一応対策しました。

  • セキュリティ(必須)
  • 経営戦略
  • システムアーキテクチャ
  • ネットワーク
  • 組込みシステム
  • サービスマネジメント
  • プロジェクトマネジメント
  • システム監査

心の中では出たとこ勝負だなという気持ちだったため、出題の感覚をつかむことと、文字を書く練習と思って対策していました。

文字を書く対策

特に文字を書く練習というところは重要です。
普段キーボードでしか文字を入力せず、また文字を書く際にはボールペンを使うため、シャープペンシルや鉛筆で文字を全然書いてません。
大学入試以来の鉛筆を触ってない方も一定数いると思います。

ちょっとした漢字も変換頼りで忘れてないか、文字を書く感覚を忘れてないかをつかむためにも午後問題対策は実際に筆記をしてみることをお勧めします。
(実際に本番中に多層防御の御の文字が思い出せず、問題用紙で必死に探して制御の文字を見つけて事なきを得ました。)

試験対策のまとめ

午前問題は大体ランダム出題で7割8割くらいの正解率で本番を迎えました。
午後試験の情報セキュリティ以外の選択問題は4つに絞らず、当日問題を見て判断しようくらいの気持ちでした。

試験は当日

続いて試験当日です。
私は大学が試験会場でした。
事前に証明写真含めた準備は完了していたため、当日は朝頑張って起きて試験会場に到着することが目標です。
9時半から試験開始ですが、9時10分には会場に到着するようにしておく必要があるため、逆算していくと9時前には会場の最寄駅に到着が必要です。自宅から一時間以上かかる場所であったため、前日にアラームはしっかりとかけていきました。
最寄駅から会場まではそれしき人たちが一列になって歩いているためついていけば自然と会場に到着できます。
ただ、付近のコンビニはかなり混んでいたため飲み物は準備しておいた方がよさそうです。

昼食

会場到着後、午前試験を受けた後の昼食の確保も重要です。
私は午前試験終了の50分前くらいに退出しましたが、会場の大学構内のベンチなど座れる場所はすでに埋まっていました。
事前におにぎりなどの軽食を準備しておくか会場近辺の飲食店を下調べしておくことも重要です。
昼食後は特にすることがないので会場に戻りましたが、会場に戻っている人に合わせて勉強をしていました。
もうできることはほとんどないので、語句の確認くらいしかやることはありませんでした。

午後の選択問題の選択

午後試験はまず解答用紙をみて自由記述が多すぎない設問を確認と問題を軽く見てイメージがしやすい問題かを確認しました。

前者は自己採点時に自信を持たすため記号や語句の回答が多い設問を見つけるため、後者は組み込みシステムなどでは特にシステムのイメージがしやすいかで文章の理解度が変わるためです。
ただし、実際に問題を解いたら難しいというパターンもあるので注意が必要です。

まとめ

以上、応用情報技術者試験を受験したときの試験対策と当日の会場内や午後試験の選定基準でした。
実務経験の有無でハードルが下がる分野がありますが、とはいえ試験範囲が広いのでそれなりに準備が必要です。

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