AWSが代表するサーバレスサービスであるAWS Lambdaの画面が大きく変わり独自のエディタからVSAWSが代表するサーバレスサービスであるAWS Lambdaの画面が大きく変わり独自のエディタから慣れ親しんだVisual Studio Code(VScode)のようなUIに変わったようなので早速試してみました。
Lambda作成
まずはLambdaの作成です。
「関数の作成」からリソースを作っていきます。
今回はテスト用なのでサンプルコード(設計図)を使います。
言語やサンプルはなんでもいいですが、シンプルにPythonのHello World functionを選びました。
IAMロールはCloudWatch Logsへのログ出力権限用のため、ロググループ作成とログの書き込み権限があれば既存のロールでも大丈夫です。
今回は新規に作成しています。
上記ができた関数です。
さっそくエディタがVScodeのようになっており、違和感があるようで無いです。
色々と試してみる
早速触っていきましょう。
ちなみにエディタが小さい場合はF11キー等で全画面表示にすることができます。
こちらなんと今話題のAmazon Q Developerが搭載されているので、修正時にコードの提案をしてくれます。
タブキーを押すことで、提案されたコードを記載することができ、またコメントで指示を出すこともできます。
こちら無効化したい場合はEscキーで無効化できます。
再度有効化したい場合は左下のAmazon Qの文字列をクリックすることで再度有効化できます。
また、左ペインにもある通り、TestDeployもしやすくなっています。
Testをクリックすることで、別タブでテストを作成することができます。
また、関数の修正後、Deployボタンをクリックすることでそのままデプロイも可能です。
また、デバック機能では修正した関数をそのまま、SAM Build,SAM Deployに必要なファイル一式ローカルにダウンロードすることができます。
残念ながら拡張機能は追加できないため、そのままGitにプッシュができないですが、ローカルに更新したファイルを持ってきてGitに上げることが可能です。
また、先日公開されたCloudWatch Logs Live Tailにもしっかり対応しています。
こちらはLambdaの実行後、ログをCloudWatch Logsにわざわざ切り替えずともTailコマンドでログを見るかのようにログを確認できます。
CloudWatch Logs Live Tailについてはこちらの情報も併せて参考にしてみてください。
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/10/aws-lambda-console-real-time-analytics-amazon-cloudwatch/
最後に
そのほか今回試せてない機能としてダークモードなどにエディタを切り替えるなど自分好みに色々と設定をすることができます。
以下の記事にもその方法がありますので参考にしてください。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/compute/introducing-an-enhanced-in-console-editing-experience-for-aws-lambda/
以上、AWS Lambda のコンソールの変更についてでした。
個人的にLambdaの画面での修正がしやすくなったので、コンソールでがちゃがちゃ触るときにすごく便利なアップデートでした。