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AZ-140:Microsoft Azure Virtual Desktop の構成と運用合格備忘録

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今回はMicorosoftの認定資格であるAZ-140(Microsoft Azure Virtual Desktop の構成と運用)を受験し、Microsoft Certified: Azure Virtual Desktop Specialtyの認定を受けたのでその合格体験記について書いていきます。

スコアは935/1000で合格できました。
image.png

学習期間は学習方法を模索に時間がかかり、合計して一か月ほどです。
特に試験前の2週間は集中的に学習していました。
また、前提知識としてAZ-104を取得しています。
業務経験としてのActive Directoryの知識、Windows ServerのOS知識がかなり役立ちました。

AZ-140: Microsoft Azure Virtual Desktop の構成と運用

まずはAZ-140の概要です。
ネットで検索していたら名前が似ているAZ-104の記事が多く出てきてますが別の試験です。

試験のページには以下のように記載があります。

任意のデバイス向けの Microsoft Azure Virtual Desktop エクスペリエンスとリモート アプリの設計、実装、管理、メンテナンスに関する専門知識を有するサーバーまたはデスクトップ管理者

平たく言えばMicrosoft Azure Virtual Desktop(AVD)の知識が試される試験です。

基本的にはAVDの構築と関連する設定を問われますが、関連してAzureポータルの上でのポリシー操作やActive DirectoryのGPO設計、Azureのユーザー権限や使用するライセンスも学ぶ必要があります。

これだけではなく、英語が苦手で問題演習をたくさんこなしたい私には以下の問題がありました。

  • 日本語問題集の不足
    AWSの試験と比較して、Micorosoftの認定は全体的に試験の問題集が少ない。
    AZ-104やAZ-305と比較しても専門的な内容のため試験のナレッジがさらに不足。
    UdemyでもAZ-140を調べても英語の問題集しか出てない
    解説もあまり詳しくない。(正解の解説のみで間違いの理由などはないです。)
  • 検証用のライセンスが料金がかかる
    実機を触って勉強したいなと思ってもライセンスが別途必要
    image.png
    (https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-desktop/prerequisites?tabs=portalより引用)
    執筆時点でおそらく一番安いライセンスでEducationなど除けばWindows E3ライセンスが該当。

Azure Virtual Desktopの狭い範囲を学習したら大丈夫だと油断していたら思いのほか問題集と実機それぞれの学習リソースにボトルネックとなりそうな要素がありました。

そのため、日本語リソースを何度も繰り返し読み込み、英語部分は翻訳ツールや生成AIに詳しく解説をしてもらおうとしました。

参考サイト

学習に活用したサイトをいくつか紹介します。

一番目にしてもっとも活用したのはこちらのサイトです。
こちらのページで紹介されているリンクは全部目を通して不明点はMicrosoftのドキュメントで詳しくみるということをひたすら繰り返しました。
構築手順など画像で説明されており非常にわかりやすかったです。
公式ドキュメントだけだと文字が多いため初めにイメージを頭にたたきつける意味も込めて読むことをおすすめします。

続いてはMicrosoftの公式ドキュメントです。
言わずもがな公式ドキュメントのため、情報の量は多いです。
文字が多いですが操作方法やトラブルシューティングは全部読んで、あとは問題演習や生成AIの回答で不明なところを詳しく見ていました。

続いては問題演習です。
英語ではありますがこれしかないと思って買いました。
類似問題の的中率が高いかと言われたらそんなことはありませんでした。
演習と理解を深めるという目的の方がいいかもしれません。

問題は解いてみたらわかりますが、的中をするというより、知識を問うものになっています。
そのため、以下の生成AIを活用して学習を進めました。

生成AI活用

学習方法に模索をしており、今回初めて試験対策に生成AIを活用してみました。
使用したのはBing Chat(現Copilot)です。

Udemyの試験問題はDeeplで翻訳し、テキストで翻訳された内容をBing Chatに質問

  • 詳しい解説
  • 間違えてる理由

この2点をひたすら問い合わせました。
また、生成された回答が間違っている、違和感がある場合はドキュメントを調べて間違いを見つけていくことも行いました。
こちらもかなり勉強になったので紹介しておきます。

まとめ

以上、学習に使った資料の連携でした。
日本語のドキュメントや解説は数が少ないながらも非常に参考になるものが多かったのでひらすらに読み込むことが重要でした。
また、今回試験対策に生成AIを初めて活用しましたが、満足のいく回答を引き出すってところに時間がかかりがちなのも今後の課題かなと思いました。
不正解の理由など自分なりに整理するうえで役に立ったツールだったと思います。

試験概要を読んだだけでは気づかないほどAzureのアカウント権限やストレージの知識、Active Directoryの知識が求められました。業務経験に助けられたところも大きいので、上記の知識は多少あったほうがスコアは伸びやすいかと思いました。

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