8
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

WordPress開発環境の構築(M1 Mac)

Last updated at Posted at 2020-11-30

前提

  • 著者は、本職エンジニアではない(報酬をもらう仕事は別)
  • 必要な時にだけ、コードを書く程度
  • できるだけ、楽をするためのもの
  • 細かい技術などは、別の素晴らしい記事をどうぞ

以下、「やり方」だけを示します。

最終的なゴール

  • 自由にWordPressを作ったり、捨てたりできるローカル環境
  • Xdebug デバッグ環境
  • Code Sniffer の導入
  • Visual Studio code を便利に
  • コマンドラインを便利に

(1) Local by Flywheel

こちらからダウンロードして、シンプルにインストールするだけ。

さらに、Add-on をインストールしておく(Visual Studio Code + Xdebug)

スクリーンショット 2020-11-30 10.50.15.png

さらに、Sequel Pro (DBマネジャー) を https://sequelpro.com からダウンロードし、インストールする。

(2) コマンドラインの整理

ターミナルを見やすくする

ターミナルの「環境設定」を開く。デフォルトのターミナルのスタイルを変更。

スクリーンショット 2020-11-30 10.20.34.png

なんとなく、黒背景、白の文字、背景は半透明。フォントは小さすぎるので、14ptぐらいにする。10ptって小さくないですか?

zsh を使いやすくする

BigSur (Catalinaから)は、zsh がデフォルトになったので、使うようにする。以下の記述は、Qiitaか、個人のブログからもらってきました。すみません、ソースを忘れました。

以下を .zshrc に貼り付ける。

# zsh-completions(補完機能)の設定
if [ -e /usr/local/share/zsh-completions ]; then
    fpath=(/usr/local/share/zsh-completions $fpath)
fi
autoload -U compinit
compinit -u

# prompt
PROMPT='%m@%n %F{1}%~%f$ '

# Aliases
alias psass='~/.composer/vendor/scssphp/scssphp/bin/pscss'
#ls系
alias ls='ls -GF'
alias la='ls -a'
alias ll='ls -lh'
#処理確認
alias rm='rm -i'
alias mv='mv -i'
alias cp='cp -i'

##################################################
### オプション

# 同時に起動しているzshの間でhistoryを共有する
setopt share_history

# 同じコマンドをhistoryに残さない
setopt hist_ignore_all_dups

# スペースから始まるコマンドをhistoryに残さない
setopt hist_ignore_space

# historyに保存するときに余分なスペースを削除する
setopt hist_reduce_blanks

# 高機能なワイルドカード展開を使用する
setopt extended_glob

# cd無しでもディレクトリ移動
setopt auto_cd

# コマンドのスペルミスを指摘
setopt correct

.zprofile に以下をコピペ。composer を使ってインストールするコマンドが使えるように、パスを通している。

export PATH=$HOME/.composer/vendor/bin:$PATH

※ composer や、 scss とかは、後でインストール

Homebrew をインストール

2020/11/30 現在、Homebrew は、M1 Chipには対応していません(ARM設計)。そこで、x86系として動くように、Rosetta2 を使用するように設定してから、インストールします。

「アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル」を右クリックして、詳細をだし、Rosetta2 で動かすようにチェックを入れます。それから、ターミナルを開いて実行します。

ターミナルでRosettaを有効にする

※ Rosettaって、おしゃれなネーミングだな〜

https://brew.sh/index_ja
以上のサイトのスクリプトをコピペして実行する。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

composer をインストール

なんだかんだで使うから。最近は、 vimeo の api のために使った。

brew install composer

WordPress開発環境

wp コマンド

Local by Flywheel の中でしか使わない気がするが一応インストールしておく。

インストールの説明のところにある通りに作業すればOK。(#より後ろはコピペしない)

curl -O https://raw.githubusercontent.com/wp-cli/builds/gh-pages/phar/wp-cli.phar # ダウンロード
php wp-cli.phar --info # テスト
chmod +x wp-cli.phar # 実行権限を与える
sudo mv wp-cli.phar /usr/local/bin/wp # wpコマンドとして登録
wp --info # テスト

Code Sniffer のインストール

素晴らしい記事がありました。
https://qiita.com/super-mana-chan/items/401eb5cf06bbacddb5d3

以下のようにしました。既にComposerはインストール済みなので、PHP Code Snifferのインストールから。globalオプションで、いつでも、どこでも使える状態。つけない場合は、プロジェクトごとにインストール。

composer global require "squizlabs/php_codesniffer=*"

インストール先は、 .composer/vendor/squizlabs/php_codesniffer です。コマンドは、 .composer/vendor/bin/phpcs なので、ここにパスを通しておく。既に、上記のzsh の設定で設定済みなので、何もしなくても、 phpcs コマンドが使えるはず。

次に、WordPressのコード規約をインストール。以下のコマンドを実行し、phpcs のフォルダにファイルを置く。さらに登録

git clone -b master https://github.com/WordPress-Coding-Standards/WordPress-Coding-Standards.git ~/.composer/vendor/squizlabs/php_codesniffer/Standards/WordPress

phpcs --config-set installed_paths ~/.composer/vendor/squizlabs/php_codesniffer/Standards/WordPress

phpcs --config-set default_standard WordPress

もっと詳しいコマンドラインの使い方や、設定は https://qiita.com/super-mana-chan/items/401eb5cf06bbacddb5d3 をどうぞ。

なお、Visual Studio Code を使うので、細かい設定はせず。

Visual Studio Code

ダウンロードして、インストールする。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/

Extension

拡張をインストールする。好みですが、とりあえず、以下。

スクリーンショット 2020-11-30 10.58.39.png

  • Japanese Language
  • html snippets
  • IntelliSense for CSS class names in HTML
  • PHP Debug
  • PHP DocBlocker
  • PHP Intelephense
  • PHP Sniffer & Beautifier
  • vscode-icons
  • WordPress Snippets

利用について

1. Local by Flywheel で WordPressを作成

  • 開発用のWordPressを設置
  • Utilities で Xdebug + VS Code を追加する

2. テストデータを入れる

3. プラグイン、テーマの作成

カスタマイズのためにプラグインを作成したり、子テーマを作成する場合は、「Local」のWordPressのターミナルを開く。そこで wp コマンドで作成する。

スクリーンショット 2020-11-30 11.23.25.png

【補足】BigSur だと、Local by Flywheel で Open Site Shell が使えないので解決策はこちら

8
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?