プロキシフィルタリング有り環境下で、Edge120に更新されたらHTTPのみでサービスされているサイトが表示できなくなった
直近ハマった話から記事をつくってみました。
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現象
フィルタリング有りのプロキシ環境でEdge120に更新された。
HTTPのみでサービスしているサイトに検索結果から飛ぶ。
このときブラウザがHTTPS接続試行してしまう。
プロキシが代行復号していて、正常なHTTPS接続エラー画面を出してとまってしまう。
なお、HTTPサイト直入力は問題無く表示できてる。 -
対策
Edgeのリファレンスに載ってないように見えるけど、ポリシーには存在する「HttpsUpgradesEnabled」をfalseに設定して対応。
これで勝手にHTTPSに接続試行しなくなった。
プロキシ無しの直アクセス環境であれば、https試行→失敗がブラウザで判断出来るんだろうけどプロキシ環境だとデータ返ってくるからダメだったんだろうと。
AutomaticHttpsDefaultは関係無かった。 -
レジストリ追加コマンド(管理者権限)
reg.exe add "HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Edge\Recommended" /v HttpsUpgradesEnabled /t REG_DWORD /d 0 /f
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あと
ChromeにはFlagsに設定値[HTTPS Upgrades]がちゃんとあるのに、Edgeにはない。