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GNUPLOTで複数のCSVファイルを描画する

Last updated at Posted at 2023-05-09

本ページでは、GNUPLOTを使って、複数のcsvファイルからなるデータの描画を行う。

GNUPLOTのインストール

ターミナルで以下のコマンドを打ち込み、GNUPLOTをインストールする。少し時間はかかるが、まつ。

$brew install gnuplot

1つのファイルの描画

試しに、「5-0-0.csv」というファイルを描画する。

$gnuplot
plot '5-0-0.csv' using '%lf,%lf'

$gnuplotでGNUPLOTを起動し、plot '5-0-0.csv' using '%lf,%lf'で、ファイルを描画する。
image.png
その結果、描画されたのが、上図である。ここから、描画の結果に対して少々の変更を加えたい。

線でプロット

現状では、プロットに「+」が使用されている。これを点にし、それぞれの点を繋ぐ線を描きたい。そのためには、以下のオプションを追加する。

plot '5-0-0.csv' using '%lf,%lf' with line

これによる出力が下図の通りである。
image.png

軸名をつける

それぞれの軸に名前をつけるには、以下のコマンドを使用する。

set xlabel 'time'
set ylabel 'theta'

なお、それぞれの設定を行った後には、再度描画することが必要になる。
image.png
それらのコマンドを打った後の結果は上図のようになる。

値の範囲の選択

set xrange[最小値:最大値]
set yrange[最小値:最大値]

凡例の変更

凡例の変更では、titleオプションを使う。よって、コマンドは以下のようになる。

plot '5-0-0.csv' using '%lf,%lf' title '5-0-0'  with line

image.png
それによる出力が上図の通りである。ここまでで、おおよそ自分の目的のものができた。

凡例における注意

複数の凡例を出力する場合、指定したデータの順番通りに出力されることに注意が必要である。

複数ファイルのcsvの描画

ここからは、当初の目的であった、複数のcsvファイルを使った描画に移る。

plot '10-0-0.csv' using '%lf,%lf' w l,'10-0.5-0.csv' using '%lf,%lf' w l

なお、w lwith lineと同じ意味合いである。
fig-kd.png

参考文献

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