本ページでは、GNUPLOTを使って、複数のcsvファイルからなるデータの描画を行う。
GNUPLOTのインストール
ターミナルで以下のコマンドを打ち込み、GNUPLOTをインストールする。少し時間はかかるが、まつ。
$brew install gnuplot
1つのファイルの描画
試しに、「5-0-0.csv」というファイルを描画する。
$gnuplot
plot '5-0-0.csv' using '%lf,%lf'
$gnuplot
でGNUPLOTを起動し、plot '5-0-0.csv' using '%lf,%lf'
で、ファイルを描画する。
その結果、描画されたのが、上図である。ここから、描画の結果に対して少々の変更を加えたい。
線でプロット
現状では、プロットに「+」が使用されている。これを点にし、それぞれの点を繋ぐ線を描きたい。そのためには、以下のオプションを追加する。
plot '5-0-0.csv' using '%lf,%lf' with line
軸名をつける
それぞれの軸に名前をつけるには、以下のコマンドを使用する。
set xlabel 'time'
set ylabel 'theta'
なお、それぞれの設定を行った後には、再度描画することが必要になる。
それらのコマンドを打った後の結果は上図のようになる。
値の範囲の選択
set xrange[最小値:最大値]
set yrange[最小値:最大値]
凡例の変更
凡例の変更では、title
オプションを使う。よって、コマンドは以下のようになる。
plot '5-0-0.csv' using '%lf,%lf' title '5-0-0' with line
それによる出力が上図の通りである。ここまでで、おおよそ自分の目的のものができた。
凡例における注意
複数の凡例を出力する場合、指定したデータの順番通りに出力されることに注意が必要である。
複数ファイルのcsvの描画
ここからは、当初の目的であった、複数のcsvファイルを使った描画に移る。
plot '10-0-0.csv' using '%lf,%lf' w l,'10-0.5-0.csv' using '%lf,%lf' w l