注意事項
本記事は「富士通株式会社 デジタルシステムプラットフォーム本部 Advent Calendar 2023」の24日目の記事です。
記事の掲載内容は私自身の見解であり、所属する組織を代表するものではありません(お約束)。
「このAdventCalendar」とは
「富士通株式会社 デジタルシステムプラットフォーム本部 Advent Calendar 2023」は名前の通り富士通株式会社の社内IT部門であるデジタルシステムプラットフォーム本部のメンバーのAdventCalendarです。有志の活動の為、業務命令的な強制力はなく、人間関係も同じ組織に所属しているだけでしがらみは(あんまり)ありません。
よくあるOrganizationのAdventCalendarだと思います。
なんでわざわざ記事にするのか?
この企画が実現するまで、意外と面倒くさかっ…配慮すべきことが多かったので、おなじように悩む人たちにとって参考になればと思い、記事に残します。AdventCalendarに限らず「私のアイデアは良いと思うのに他の人達が付いてこない!」とお悩みの方も参考にしていただければ幸いです。
1.仲間集め
まず仲間を集めます。一人で全部やるのは大変なので身近にいて価値観を共有できる相棒を探します。(今回は @ishibashi-futoshi さんが相棒です)
相棒は「AdventCalendarやろうよー」「いいよー」くらいのノリでやってくれる人がオススメです。この相棒探しに苦労するくらいなら相棒はナシでやり切った方がいいかもしれません。
相棒を見つけたら、そこから更に仲間を増やす方法を考えます。
仲間になってくれる人がAdventCalendarを知っているとは限らないので、一体それは何物で具体的に何をすればよいのかを明確にします。ここをやっておくと面白そうだと言って参加してくれる人が増えます。
今回やったのは①サンプル記事作成、②ルール作成、③社内SNSでの公開、④知り合いへの声かけです。特に②ルール作成はシンプルかつ、参加者が気にするところをちゃんとカバーするのが大事です。今回は社外秘情報は扱わないことと悩んだ時の相談先を明確しておきました。情報漏洩ダメ絶対です。
2. 意義や理由を作る
1で集めた仲間以外の人たちに説明する用に企画の意義ややる理由を用意します。(ただ、今回は関係者の皆さんがあたたかく見守ってくれたので出番はありませんでした)
初めてやる活動は、何故やるのかや結果どんないいことがあるのかについて周囲の理解を得ることが難しいです。なので、先手を打って他の人達の関心事を出発点にした「わかりやすい意義や理由」を用意します。できるだけわかりやすく想像しやすいものが望ましいので、組織活動や社会課題と紐づいていると良いでしょう。万人受けする必要はないので、意思決定者の課題感狙い撃ちでも良いかもしれません。
今回は「今年1年の自身のスキルや経験の棚卸」と「他のメンバーの活動を読んでピアラーニングできる」にしました。お金や時間などのコストがもっとかかる場合はもっと理論武装が必要になりますが、ほぼゼロコストの活動なので自己研さんでOKと判断しました。
3. 実績を作って次に活かす
これが一番重要だと思います。集めた仲間も、途中で作ったルールも、アウトプット(記事)も次の企画で使える過去実績になります。
実績ゼロの状態で新企画をおこそうとすると「アンタ誰?」「それ何?」「ホントにできるの?」という質問に一つずつ答えていかないといけなくて大変です。でも、小さな実績を事前に作っておくと、次から「この活動をしていた者です。関連URLはコチラ」で済みます。楽々です。
また、今回執筆された記事を読んで「おや、ここまで書いて大丈夫なんだ」「それならこれも書けるかな?」という加減が見えた人もいると思います。「AdventCalendarができるならXXも良いんじゃない?」みたいにイメージが膨らんだ方もいるかもしれません。実績をコツコツ作って次の企画に活かすことで、どんどん複利的にプラスになっていくと思います。
…というわけで、来年も継続でAdventCalendarを企画し、更に発展させていきたいと思います。またお会いしましょう!メリー・クリスマス!