さくらVPSのDebianを日本語109キーボード化
さくらVPSの標準OSにはDebianがありませんが、カスタムでDebianをインストールした後、キーボードレイアウトを日本語109にする方法です。
[さくらのVPS(仮想専用サーバー)] (https://vps.sakura.ad.jp/)
最近の日本語ブログ等々いろいろ検索した結果、ようやくこちらのStackExchange superuserの2013年の記事の方法で成功しました。
[Permanently change default language and keyboard settings - what am I missing?
- StackExchange superuser](https://superuser.com/questions/646425/permanently-change-default-language-and-keyboard-settings-what-am-i-missing)
環境情報
Debian 10.8 (AMD64)
方法
OSインストール完了後、さくらVPSコンソールからVNCコンソールを利用してサーバーに接続、先ずはapt update、apt upgradeを実行して各種モジュールを最新化。
その後、以下を実行。
apt install console-data
CUIで設定画面が表示されるが、そのまま<Ok>を選択。
次に以下を実行。
apt install console-setup
次の画面が表示されるのでOtherを選択、[Tab]キーで<Ok>に移動して[Enter]
次の画面でJapaneseを選択、[Tab]キーで<Ok>に移動して[Enter]
次の画面でJapanese (OADG 109A)を選択し、[Tab]キーで<Ok>に移動して[Enter]
これでキーボードレイアウトが日本語109になり、フォントも日本語フォントになったはず。
再起動してrootでログインしなおします。
OS初期設定時のrootのパスワードを設定したときはUSキーボードなので、パスワードに記号を使っていると、rootのパスワードが通らないというトラブルが起こりがちです。落ち着いて日本語キーボードとのレイアウトの違いを見くらべて、パスワードの記号を置き換えてログインしましょう。
失敗した方法
ネットで見つけた多くの記事には dpkg-reconfigure keyboard-configuration コマンドを実行すればよいとありましたが、下図のように該当するパッケージがないというエラーになりました。
日本語環境化
個人的に言語設定そのものの日本語化は不要だったため、ここまでです。