先日リリースした下記のiPadアプリに Google I/O 2016で発表されたFirebaseのAnalyticsを導入したので、その手順を書きます。手順というほど難しくないけど。。。
Webページに自由に書き込めるBrowser Pencilを作った | aguuu
http://www.aguuu.com/archives/2016/05/browser-pencil/
Firebase用のconfigファイルを作ります。
Firebaseのコンソール画面( https://console.firebase.google.com/ )を開きます。
「新規プロジェクトを作成」で新しいプロジェクトを作成します。
プロジェクト名と国/地域を入力して、プロジェクトを作成します。
作成されたプロジェクトのAnalyticsを選択します。
今回はiOSアプリなので「iOSアプリにFirebaseを追加」を選択します。
iOSバンドルIDはアプリに設定しているバンドルIDを入力します。
App Store IDはiTunesConnectにログインして該当のアプリ画面に記載されている、Apple IDを入力します。
これでConfigファイルが作成されるので、GoogleService-Info.plistをダウンロードして、アプリのプロジェクトに追加します。
FirebaseはCocoapodに対応しているので画面の手順に従って pod install
しておきます。
最後に、手順どおりに AppDelegateファイルに追加して完了です。
これだけの設定で、Firebase Analyticsでは、アクティブユーザー、維持率のコホート分析
アプリのバージョン比率、デバイス分析
初回起動、アプリ内課金数、OSアップデート、アプリアップデートなどの情報が取得できるようになります。
他にもFirebaseでは、Facebook、github、Twitterなどによるユーザー認証、プッシュ通知、データ保存、クラッシュレポートなどParse.comの代替となりうる機能が使えるようです。
導入は簡単なので是非使ってみてください。