少林寺にて markdown
を修めた者なら否が応にも知ることであろうが、下界では Word
が使われている。特にオフィスでは Word
は、必須の武術と言っても過言ではない。
また、江湖では、北に markdown
あらば、南に Word
ありとも言われる。 markdown
がいかに優れた拳法であろうとも、Word
を知らない、使えないと言っていては武勲も立てられぬ。
しかし安心してほしい。義兄弟のために、対応表を用意した。貴兄のような markdown
の達人とあらば、Word
を使いこなすに半時も必要なかろう。
Markdown , Word 対応表
項目 | markdown | Word (Windows) | Word (Mac OS X) |
---|---|---|---|
見出し1 | # |
Ctrl+Alt+1 |
⌘+Option+1 |
見出し2 | ## |
Ctrl+Alt+2 |
⌘+Option+2 |
見出し3 | ### |
Ctrl+Alt+3 |
⌘+Option+3 |
見出し解除 | Ctrl+Shift+N |
⌘+Shift+N |
|
太字 | **Foobar** |
Ctrl+B |
⌘ + B |
リスト | * Foobar |
* 入力後、スペース(又は 、 Ctrl+Shift+L ) |
⌘+Shift+L |
順序付きリスト | 1. Foobar |
1. 入力後、スペース |
|
リンク | [テキスト](http://...) |
Ctrl+K |
|
引用 | > Foobar |
タブ、もしくはスタイルの「引用文」 | |
水平線 |
--- , ***
|
---- 入力後、エンター |
Inline code記法, code記法の実現は、
Word
では期待してはならない(「スタイル」の定義、あるいは、highlightされたテキストエディタからのコピペなどで、ある程度は実現できるかもしれない)。
終わりに
いかがであっただろうか。markdown
と Word
の双方を修めれば、まさに「武林に敵なし」である。多少の労はあると思うが、ぜひ参考にしてほしい。