JavaScript(TypeScript)のサーバーサイドフレームワークであるNestJSを始めていきます。
CLIのインストール
まずはプロジェクトの作成や、コントローラー等の生成を行うことができるCLIを開発マシンにインストールします。
npmまたはyarnでインストールしてください。
npmの場合
npm i -g @nestjs/cli
yarnの場合
yarn global add @nestjs/cli
プロジェクトの雛形作成
次にインストールしたCLIを使って、プロジェクトの作成・雛形の生成を行います。
nest new my-app
カレントディレクトリに作成することも可能です。
nest new .
コマンド実行後、以下のようにnpm or yarnのどちらを使うか尋ねられるので、好みの方を選択してエンターを押下して先に進めましょう。方向キーまたはj/kキーで選べます。
? Which package manager would you ❤️ to use?
npm
❯ yarn
このコマンド実行によって、以下のように自動でファイルが生成されます。
CREATE nest-demo/.eslintrc.js (599 bytes)
CREATE nest-demo/.prettierrc (51 bytes)
CREATE nest-demo/README.md (3370 bytes)
CREATE nest-demo/nest-cli.json (64 bytes)
CREATE nest-demo/package.json (1897 bytes)
CREATE nest-demo/tsconfig.build.json (97 bytes)
CREATE nest-demo/tsconfig.json (336 bytes)
CREATE nest-demo/src/app.controller.spec.ts (617 bytes)
CREATE nest-demo/src/app.controller.ts (274 bytes)
CREATE nest-demo/src/app.module.ts (249 bytes)
CREATE nest-demo/src/app.service.ts (142 bytes)
CREATE nest-demo/src/main.ts (208 bytes)
CREATE nest-demo/test/app.e2e-spec.ts (630 bytes)
CREATE nest-demo/test/jest-e2e.json (183 bytes)
開発サーバーの起動
現状で既にアプリケーションサーバーとして機能させることが可能ですので、以下コマンドで起動してみましょう。
npmの場合
npm run start
yarnの場合
yarn run start
無事起動されたら、localhost:3000にアクセスしてHello World!を拝むことができます。
あとは雛形に沿って自分の作りたいアプリケーションを組み立てていく形になります。
こちらの記事の参考にもさせてもらった公式ドキュメントが非常に充実しているので、そちらでフレームワークのお作法を学びながら進めていきましょう。