はじめに
VRChatのパッケージシステム「VPM」を配布するためのリポジトリを作る上で行った作業の備忘録です。
使うもの
VRChatが用意している2つのGitHubテンプレートを使用します。
- https://github.com/vrchat-community/template-package
- https://github.com/vrchat-community/template-package-listing
template-package
実際に作成したパッケージ本体を管理するテンプレートです。
基本的にREADMEに書いてあるとおりに作業を進めればOKです。
パッケージングからやりたい場合は、こちらの記事が参考になります。
各種定義ファイルを変更したらGitHubへPush。
正しく設定されていればGitHub Actionsが実行され、自動的にTagが打たれてReleaseが行われます。
また、作成したパッケージを配布するためのWebページも自動生成されます。
このtemplate-package
から作成したリポジトリで配布するアセットは1つに絞った方が良さそうです。
複数個のアセットを管理する場合はそれぞれ個別にtemplate-package
からリポジトリを作ったほうがいいです。
そしてこれらパッケージをまとめて1つのVPMリポジトリで管理するためのテンプレートがtemplate-package-listing
です。(template-package-listing
をメインのVPMリポジトリとして配布するなら、.github/workflows/build-listing.yml
は消しちゃってもいいかも)
template-package-listing
リポジトリのrootにあるsource.json
に定義された内容で複数のパッケージをまとめて管理できるVPMリポジトリを作ってくれるテンプレートです。
template-package
でアセットごとにリポジトリを作ってビルドし、最後にこのtemplate-package-listing
でリスト化して1つのリポジトリで配布するのが良さそう。
これもREADMEに書いてあるとおりに編集しPushすればGitHub Actionsが走ってWebページがつくられます。