1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

 本日は, 現在使用中の 「 Python ファイルの保存場所」 を, 確認する内容です (o'(ェ)')_📁

【メソッドを使用してみましょう】

① メソッドとは

 「関数の呼び出し方法」 のことを 「メソッド:method 」 と呼んでいます。method の直訳は 「方法・手段」 です。

② 関数とは

 「機能:function 」 のことを, プログラミングにおいては 「関数:function 」 と呼んでいます。「機能」 も 「関数」 も, その実体は 「処理構造」 です。「なにかを入れる:input する」 と 「なにか処理:function 」 されて 「なにかを出す:output する」 という 「処理構造」 を持っています。

* 補足

 厳密には Python においては 「オブジェクトからの関数の呼出方法」 のことを 「メソッド:method 」 と呼んでおります。ですので Java 等の他言語と比して, 異なるニュアンスを持っていると感じる方もいらっしゃいます。

【 os.getcwd() 】

 os.py と言う Python ファイルに定義されている getcwd() という関数を使用すると, 現在使用中の 「 Python ファイルの保存場所」 を知ることが, できます。この 「関数の呼出方法:method 」 を os.getcwd() と言う 「かたち:形式」 で書きます。また, この書き方のことを 「ドット記法」 と言い 「ドットを用いてファイルの中の関数を指定」 しています。

それでは IDLE という Python Shell で, 確認してみましょう。

import os

 まず import os と書いて os.py ファイルを読み込みます。

スクリーンショット (127).png

② os.getcwd()

 os.getcwd() メソッドを書いて os.py ファイルの中から getcwd() 関数を, 呼び出します。

スクリーンショット (127_2).png

③ パスの取得

  os.getcwd() メソッドを実行しますと, 以下のように 「パス:ファイルの保存場所(現在使用中の作業場所)」 が, 返ります。また user という箇所においては 「自分の名前」 などに成っていると思います。ぼくの場合は, まだ, ユーザー設定をしていませんので user という 「初期設定」 の状態で, 返っています。

スクリーンショット (127_3).png

* 補足

 getcwd は get Current Working Directory の略ですので, 厳密には, その名の通り 「現在の作業場所」 の情報を取得する関数です。 基本的に, この 「現在使用中の作業場所:cwd 」 に, 現在使用中の Python ファイルが, 保存されます。

C:¥¥Users¥¥user¥¥AppData¥¥Local¥¥Programs¥¥Python¥¥Python312 について】

 ぼくの場合は C:¥¥Users¥¥user¥¥AppData¥¥Local¥¥Programs¥¥Python¥¥Python312 という 「場所:パス」 が 「現在使用中の作業場所」 かつ 「保存場所」 と言うことが, わかります。

① パスとは

 「パス:path 」 の直訳は 「経路」 です。また 「住所」 とは 「お家までの経路」 のことを言いますので 「 Python ファイルの居場所」 のことを 「パス:経路・住所」 と呼んでいます。

C:¥¥Users¥¥user¥¥AppData¥¥Local¥¥Programs¥¥Python¥¥Python312 の意味

 ¥¥ (円マーク) は の意味で見ると, わかりやすいです。つまり, この C:¥¥Users¥¥user¥¥AppData¥¥Local¥¥Programs¥¥Python¥¥Python312 という 「パス:住所」 は C:→ Users → user → AppData → Local → Programs → Python → Python312 という 「経路:path 」 を進むと, 最終的に Python ファイルの居場所(住所)に辿り着けます。

 例えば 「新宿駅の住所」 は 「東京都新宿区新宿3丁目38−1」 ですので, イメージ的には, 以下のようになります。

東京都 → 新宿区 → 新宿 →3丁目 → 38 → 1

 これを ¥¥ (円マーク) を使用して書くと・・・大変, 難しそうになります・・・。

東京都¥¥新宿区¥¥新宿¥¥3丁目¥¥38¥¥1



* 隠しファイルについて

 上記の AppData というフォルダ(一覧ファイル)は 「隠しファイル」 ですので 「表示する設定に変更が必要」 です。もし, この 「隠しファイルの表示の方法」 を, ご存知でない方は, 以下の記事を参考にしてください。



【経路(Path)を進んでみましょう】

 それでは, せっかくですので 「 Python ファイルがある場所」 まで 「経路パス」 を, 進んでみましょう。

① C:をクリックします。

 エクスプローラーを開き Windows(C:) をクリックします。

スクリーンショット (130_1).png

②「 ユーザー」 をクリックします。

 「パス:path 」 においては, この 「ユーザー」 は, 英語表記の Users と, なっています。

スクリーンショット (131).png


③ 「 user 」 をクリックします。

 また, 再度, 確認をしておきますと user という表示においては 「自分の名前」 などに成っていると思います。ぼくの場合は, まだ, ユーザー設定をしていませんので user という 「初期設定」 の状態のままに, なっています。

スクリーンショット (134).png

④ 「 AppData 」 をクリックします。

 こちらも, 再度, 確認をしておきますと, この AppData ファイルは 「隠しファイル」 ですので, 通常は, 隠してあるため, 表示されていません。

スクリーンショット (137).png


⑤ 「 Local 」 をクリックします。

スクリーンショット (138).png

⑥ 「 Programs 」 をクリックします。

スクリーンショット (139).png

⑦ 「 Python 」 をクリックします。

スクリーンショット (140).png


⑧ 「 Python312 」 という保存場所(現在使用中の作業場所)に到着します。

 ぼくの場合は Python 3.12 というバージョンを使用していますので Python312 と言う 「フォルダ名」 に, なっています。

スクリーンショット (141).png

⑨ Python ファイルを確認してみましょう。

 以下のように, ぼくの場合は test_〜(日付) という 「 Python ファイル」 が Python312 という 「 Python ファイルの保存場所(現在使用中の作業場所)」 に, 保存されていることを確認できます。本日の内容は, これで 「完了」 です✨ お疲れさまでした✨

スクリーンショット (142).png



 また, この Python ファイルを IDLE という初学者向けの 「開発環境:プログラムを書く環境」 で 「ダブル・クリックで開く設定」 においては, 以下の記事を参考にしてもらえると, 嬉しく思います。



 その他, ぼくの本の紹介で, 恐縮ですが 「関数の基礎」 においては 「3冊目・3歩め」 で, 解説をしております。「オブジェクト指向プログラミングの基礎 (メソッドなど)」 においては 「4冊目・4歩め」 で, 解説をしております。月額に登録されている方は0円で読むことができますので, 興味ある方が, いらっしゃいましたら, 何卒, よろしくお願いいたします (o'(ェ)')_🍵✨

* 「関数の基礎」 について (MacOSを基準に書いております)


* 「オブジェクト指向プログラミングの基礎」 について (MacOSを基準に書いております)



1
0
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?