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PL/SQLを触らないといけなくなったので基本文法まとめてみた

Last updated at Posted at 2020-02-14

1. 基本となる3つのブロック

/* 基本となる3つのブロック */
DECLARE
  -- 宣言部
  -- 変数・定数・型・カーソルなどを定義します
BEGIN
  -- 処理部
  -- 処理を記述します
EXCEPTION
  -- 例外処理部
  -- BEGINの中で例外が発生した場合の例外処理を記述します
END;

宣言部DECLARE

宣言部では、変数・定数・型・カーソルなどの定義を行います。
キーワードDECLAREを使用して宣言部を記述します。

処理部BEGIN

この中に処理を記述します。
キーワードBEGINを使用して処理部を記述します。
この処理部内にてカーソルを1レコードずつLOOPさせ処理していく形になります。

例外処理部EXCEPTION

処理部で例外が発生した場合の例外処理を記述します。
キーワードEXCEPTIONを使用して例外処理部を記述します。

ブロックの終わりEND

ブロックの終わりには、キーワードENDを使用します。

2. よくある処理の流れ

PL/SQLは、バッチ処理にて利用される事が多いと思いますが、
その際の処理の流れは、基本的には以下のパターンになるかと思います。

  1. 必要な情報を元となるテーブル群から取得し、カーソルを作成。
  2. 取得したカーソルを1レコードずつ処理しデータを加工。
  3. 加工したレコードを任意の形式で出力(任意のテーブルへINSERT・UPDATEするなど)
  4. カーソルの全てのレコードに対して2・3を繰り返す。

私が触る必要のあったバッチも上記の様に、
元となるテーブル群をJOINした結果からカーソルを作成して1レコードずつ加工した後、出力用テーブルへINSERTする形式となっていました。

#おまけ

PL/SQLは何の略?

PL/SQLの「PL」は「Procedural Language」のことらしい。
SQLを手続き型言語(Procedural Language)に拡張した言語であることからそのように命名されたとのこと。

ベースとなった言語

PL/SQLは、Adaという言語をベースとして作られたらしい。
ちなみに、Adaの読み方は「エイダ」。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/Ada

おわり

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