2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

auto-bootをfalseにしたらMacが起動できなくなった件について

Last updated at Posted at 2024-03-07

タイトルの通り、NVRAMのauto-bootをfalseに変えたらMacが起動できなくなったので、その経緯と復旧方法をまとめてみました。

経緯

MacBookを開いても自動で起動しないようにしたいなと思って、色々調べた結果、NVRAMのAutoBootの値を変更することで実現できるとわかりました。

NVRAMは、音量、ディスプレイの解像度と輝度、起動ディスクの選択、時刻設定などの周辺データを保存するものです。

ただしIntelしかダメなようです。
https://discussionsjapan.apple.com/thread/254818483?sortBy=best

M2 Macを使っていますが、それを知らずに間違ったパラメータを変更したせいで、再起動してみたら起動できなくなったというわけです。

やったこと

以下のコマンドでNVRAMのすべての情報を確認することができます。

$ nvram -p

grepでAutoBootを確認してみます。(Intel Macはたぶん表示されると思うがM2 Macでは表示されなかった)

$ nvram -p | grep AutoBoot

あれ?何も表示されないじゃん。bootで検索してみたらどうなるかな。というわけで以下のコマンドを打ったら何か出てきました。

$ nvram -p | grep boot
boot-volume	<省略>
boot-note	<省略>
upgrade-boot-volume	<省略>
auto-boot	true
bootdelay	0

おお、auto-bootってやつあるじゃん、これじゃね?ってなって、以下のコマンドを打ったのです。
※良い子は真似しないでね

$ sudo nvram auto-boot=false

ふう。
再起動してみるか。

IMG_0282.jpg

あれ、WTF?!
やってしまった...

復旧方法

幸いリカバリーモードでターミナルを開いてパラメータの値をもとに戻したら復旧できました。

リカバリーモードの起動方法ですが、電源OFFの状態で、「オプション」が表示されるまで電源ボタンを長押しします。
IMG_0294.jpg
IMG_0288.jpg
「オプション」が表示されたら「続ける」をクリックします。
IMG_0289.jpg
ユーザの選択画面が表示されたら、パスワードがわかっているユーザを選択します。「次へ」をクリックし、そのユーザの管理者パスワードを入力します。
IMG_0290.jpg
リカバリーモードに入ったら、一番上のバーに移動して、「ユーティリティ」をクリックします。 メニューの中から「ターミナル」を見つけてクリックし、リカバリーモードで開きます。

IMG_0291.jpg
auto-bootの値をtrueに戻します。

nvram auto-boot=true

IMG_0284.jpg

再起動すればOKです。

参考URL

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?