RTL8126はUbuntu 22.04では、ドライバを入れないと動かない

最近のPCをゲットしたので、Ubuntu入れてさー使うぞー。って思ったら有線LANポートが機能していない。

チップはなんやねん

$ lspci
...
Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. Device 8126 (rev 01)
...

蟹やん。最近のIntelチップはイマイチっぽいけど、最近の蟹はそんな評判悪くないんだけどなー。ま、ドライバ入れるかー。

と、蟹のDownloadsからドライバを引っ張ってくる

5G Ethernet LINUX driver r8126 for kernel up to 6.4

これやな。とおもむろにダウンドードしてtarコマンドで解凍する。中を見るとREADME,autorun.sh...お、なんかいい感じやん。

Trueエンド

と思いつつREADMEをチラ見するとRequirementsにKernel source treeと書いてあるので、まずは linux-headersをインストールする

$ sudo apt install linux-headers-$(uname -r)

この後にREADMEに倣い

sudo ./autorun.sh

を実行すると使えるようになる。gcc-12がないと言われたらインストールして再度実行すれば良い。

ゲームオーバーエンド

と思いつつREADMEをチラ見するとautorun.shをsuかsudoで実行してよーって書いてある。

おぉ、親切じゃんと思いつつ

sudo ./autorun.sh

だけど/lib/modules/[カーネルバージョン]/buildがないと言われる。そりゃないんだからとmkdirで作ってしまうと

make[2]: *** No rule to make target 'clean'. Stop.

というエラーに悩まされることとなる。そう、buildは本来linux-headersをインストールしたときに生成されるシンボリックリンクだったのです。
Trueエンドに辿り着くにはbuildディレクトリを削除してからlinux-headersをインストールしましょう。
え、linux-headersをインストールしちゃった？じゃあbuildディレクトリを削除してからシンボリックリンク貼ってください。こんな感じで

sudo ln -s /usr/src/linux-headers-$(uname -r) /lib/modules/$(uname -r)/build

だいぶ遠回りしちゃいました。まぁ、よくあることです。とほほ。