初めに
この記事は自分の一年の振り返りであり、かなりパーソナルな記事を書くので、おそらくみなさんのお役に立てるような情報は書けないと思います。笑
それでもよろしければ、箸休め的に読んでいただけると幸いです!
今年は大胆な選択(ビジネスからエンジニアに転向)をしたり、高校生の頃から目標だったことのスタートラインに立つなど、自分の人生中で影響の大きい1年でした。一方で、今年は満足のいく成果を残せず、自分の実力不足を痛感しました。そこで今一度初心に返って、1から頑張ることを決意した年でした。
※書いていてあまりに長くなりすぎたので、自分がエンジニアとしての話がカスリもしない箇所は省略ないし別の記事に移します。
各月の活動
1月
去年の10月から約5ヶ月間参加していたTohoku Growth Acceleratorというアクセラプログラムが終了
このとき、自分はビズを専門にやっていて、開発やデザインは大学の先輩と後輩に任せていました。しかし、このプログラムに参加する中で、ビジネスとエンジニアを完全に分けてやることに違和感が生じました。具体的には、一緒にやってくれたメンバーは僕の何倍も優秀なメンバーだったのに、仮説検証にかなりの時間がかかってしまい、リーンスタートアップで云う、学習サイクルが高速に回せずにいました。その原因と対処を考えた結果、仮説検証をする際、その仮説を立てた自分が(または少人数の協力で)仮説検証用のMVPを作って、仮説検証のサイクルを高速で回すことが、結果的に効率が良いと思いました。この経験から、最初は少数かつエンゲージメントの高いメンバーで、0→1をする必要があるということを学びました。
余談ですが、一般的にこうした方が効率が良いと言われてることでも、ただ知識として知っていることと、実際にやって理解しているのでは、深さが違うと思っています。それを体感した経験でした。
書き始めたら、書きたいことは山のように出てきますが、あまり長くなりすぎても良くないので、改めてこれの詳細はまた別の記事で書こうと思います。
2月
YahooのHack Uにサーバーサイドとして参加
このハッカソンでは、アイデア作りをやりつつ、開発も一部担当してサービスを作りました。サービス作りに関して、このアイデア作りと開発の両方をやるやり方が自分には合っていることを直観的に納得できる経験でした。今後はエンジニアとして開発にも携わりつつ、ビズもやるようなポジションで事業開発に携りたいと思えた、ハッカソンでした。
あと、学生時代のマヤミト先輩と参加した最初で最後のハッカソンでした。このハッカソンは、大学の先輩と同期と後輩と参加したのですが、先輩とか後輩とか関係なく、全力でプロダクト作るのは最高に楽しかったし、マヤミト先輩からエンジニアとしてのイロハを色々教えてもらうこともできた、貴重な体験でした。今ではとても良い思い出だし、エンジニアとしての再スタートは、このハッカソンから始まったと思います。(結局、仲間とガチで何かに全力で取り組む、何かを作るのが一番楽しいし、ずっとそういうことをやり続けたい)
東大の第1回100プログラムに参加し、2チームでプロダクト開発
このイベントでは、他大学の学生と交流していろんな刺激をもらうことができました。このイベントは最初は大学の先輩と二人で、参加して結果的に2チーム組むことになりました。1チームは大学の先輩と2人のチームで、もう1チームは東大のB4の方と慶應のSFCのB1の方の3人のチームと組みました。
大学の先輩と組んだチームは、起業につながる事業づくりを目的として、仮説検証や事業づくりを中心に取り組みました。これまでにその先輩や同じ大学の仲間とずっと事業づくりに挑戦してきたので、最初からやることの共通認識は持っていて、100プログラムの期間はあまり意識せず、しっかり事業開発をやっていました。後に会社を作るのですが、ここで作ったアイデアで事業を始めようとしていました。
他大学の方と組んだチームでは、事業づくりのフローを経験することを目的として、100プログラム内でサービスを作りに取り組んでいました。他大学の一度も会ったことがない人で、さらにプログラム期間中、リモートオンリーで事業を作るのは初めての経験だったので、色々難しい面もありました。最初はみんな遠慮していてなかなか進まなかったのですが、全員事業作りに対してのモチベーションはかなり高く、行動力のあるメンバーだったので、すぐに打ち解けることができました。このチームで一緒に組んでくださった2人の方はめっちゃ優秀で、多くの刺激をもらいました。
これに参加するまでは、同じ大学の学生または、東北のスタートアップ界隈の方と関わることが多かったのですが、外部の同じ年代の方とがっつり絡むのは初めてで、かなりの衝撃と刺激をもらいました。
100プログラムは来年の春休みにもやるみたいなので、少しでも興味のある方はぜひ申し込んでみて下さい!
100 Program - 「何かつくってみたい」学生を支援するプログラム
3月
サイバーエージェントのAndroidエンジニア育成インターンに参加(Growth賞)
このインターンを申し込んだ段階では、正直自分がAndroidエンジニアになるとかは決まっておらず、クライアントサイドの開発の足掛かりになれば良いなくらいの気持ちで申し込みました。
しかし、以前からAndroidアプリの開発には興味をもっていました。それは(自分がこれまでJava でサーバーサイドの開発経験があったから、Androidで使うKotlinは使いやすそうとは思っていました。しかし、それ以上に)自分が一番お世話になっているマヤミト先輩の影響が一番大きかったです。
このインターンに参加して、得られたものはたくさんあります。
まず、開発について、初めてクライアントの開発をやったのですが、メンターさんがAndroid開発のイロハについて丁寧に教えてくださって、スムーズに進めることができました。また、インターンに一緒に参加した同期にもAndroidについて色々教えてもらいました。そのおかげでスタートに躓かずに順調なスタートを切れました。
開発以外では、僕は素晴らしい仲間に出会えました。僕と同時期(大学入学時)に開発を始めたのに、僕の何倍もコード書ける人だったり、外部から資金調達して事業やってる人だったり、いろんな面白い人がいました。今でも頻繁にコミュニケーションをとっていて、エンジニアとして刺激をもらうだけでなく、将来について志高いメンバーと話したりしています。その仲間たちのおかげでモチベーション高く保ち、刺激ある生活を送れています。
余談ですが、もう少し先にこのインターンで知り合ったメンバーと面白いコミュニティ作るので、楽しみにしててください!
今年もAndroidの育成インターンやるみたいなので、興味ある方はぜひ参加してみてください!
初心者の方にこそおすすめです!
4月
約1年間お世話になったMAKOTOキャピタル株式会社(現:スパークル株式会社)のファンドインターンを卒業
このインターンではファンドの専門的な知識だけでなく、ビジネスマンとして働く上で必要不可欠なものの多くを学ばせていただきました。このインターンを通じて、仕事をする上での基礎を築くことができました。さまざまな仕事をする今の自分があるのは、このインターンのおかげで行っても過言ではありません。
書きたいことは山のようにあるのですが、一年以上インターンをしていて、ここでは書ききれないくらいの内容があるので、後日、別記事でまとめたものを投稿します。
6月
法人設立
高校生の頃から起業したいと思ってそれに向けて人生の選択と行動をしてきました。
これについては長くなるので、時間をかけて別の記事で書きたいと思います。
ピクシブ株式会社でAndroidのアルバイトを開始
サポーターズの1on1の就活イベントに参加して、それがきっかけでこのような機会をいただきました。Android初心者の僕に、Androidエンジニアとして成長できる素晴らしい環境を用意してくださり、現在も継続してアルバイトをさせていただいています。どこまで書いていいかわからないので、一旦筆を置きます。笑
後日、社員の方に承認をもらって詳細を書いてよければ、書こうと思います!
企業との共同研究のプロジェクトに参加
このプロジェクトについて、僕は興味本位で研究プロジェクトがなんなのか全く知らないから、それを覗いてみるくらいの軽い感じで参加したら、実際は自分の思っていた形と異なり、がっつり手を動かして研究するプロジェクトでした。自分が研究で使う技術について全く触ったことがなかったことと、起業とアルバイトと重なって、コミットがほとんどできず、研究室と企業に多大なるご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ございませんでした。そのプロジェクトに参加する前にしっかり確認するべきでした。自分のフットワークの軽さは良さである一方で、それで他人にご迷惑をおかけするのは絶対にダメなので、今後は2度とこのようなことが起こらないよう気をつけます。
8月
東大の第2回100プログラムに参加(優秀モバイルモバイル賞)
会社の事業が行き詰まりを感じ始めて、新しい事業を作りたいという思いで、このプログラムに再度参加しました。第二回では会社を一緒にやっているメンバーと一緒にプログラムに参加して、自分たちが日常に欲しいアプリのプロジェクトをやりました。そのプロジェクトをやる中で、事業を作る際に、重要となるユーザーヒアリング(課題の検証)を行い、その後、プロトタイプの開発とソリューションの検証も行いました。その甲斐もあって、優秀モバイルアプリ賞を受賞できたと思います。
このプログラムの最終発表をピッチ形式で行ったのですが、そこで僕らは予選を勝ち上がって、決勝戦に進出しました。決勝戦の発表では僕らと分野は異なりますが、僕ら以外の周りには僕らより素晴らしいプロジェクトはたくさんました。ソーシャルインパクトと事業規模の大きいプロジェクトが多く、発表を聞く中で、僕らのプロジェクトに足りないものを痛感しました。。結果として受賞はできましたが、個人的には自分たちに足りないものと、自分たちの実力不足を痛感したプログラムでした。おかげで、受賞して良い気にならず、さらに邁進しようと思えた素晴らしいプログラムでした。参加して本当に良かったです。
まとめ
僕は自分の実力以上に周りの人や環境に恵まれていて、周りの人のおかげで今年も充実した1年を過ごすことができました。僕は恵まれているからこそ、今、全力で頑張って、お世話になっている人たちや尊敬している先輩や同期、後輩に負けないくらい成果を出して、その人たちに恩返しをしたいと思っています。
僕個人としては今年から真剣に技術をやり始めたこともあって周りより明らかに遅れています。その遅れを取り戻して、さらに追い越せるよう人の何倍も頑張りたいと思います。
今年1年ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします!