OpenAIのAPIをとりあえず叩いてみたいという人向け
OpenAI公式のドキュメントのうち、最速で叩くために必要な情報をピックアップします。
既存のOpenAIのアカウントでAPIを叩きたい人は、無料利用枠がない可能性があります。なんらかの理由で既存のアカウントでAPIを叩きたい場合は、クレジットをチャージする(課金する)必要があります。
新規アカウント作成を行ない場合は、無料利用枠があるために不要です。
手順
1. "Start building"をクリックする
2. 右上のLog inあるいはSign upをクリック
無料利用枠を利用したい方はSign upから新規アカウント作成を行ないましょう。
3. API keyを発行
このページにアクセスし、左サイドバーからAPI keysを選択。
画面中央下あたりにある"+ Create new secret key"をクリックしてsecret keyを作成します。
最速を目指すのでNameは設定せず、"Create secret key"を選択すると、keyが生成されます。
発行されたkeyは安全な場所に保存しておきましょう。
※間違ってもkeyをgit管理したりブログに載せたりしないように(見知らぬ人に重課金されたり、無料枠全部使われたりしちゃうかも)。
4. APIを叩くためにlocal環境を構築
terminalを起動して下記コマンドを実行しましょう。
pip install openai
5. 発行したkeyを環境変数にexport
export OPENAI_API_KEY="put your key hereeeeeee"
6. sample.pyを作成
import os
from openai import OpenAI
client = OpenAI(
api_key=os.environ.get("OPENAI_API_KEY"),
)
chat_completion = client.chat.completions.create(
messages=[
{
"role": "user",
"content": "猫という名前の由来を教えてください。"
},
],
model="gpt-3.5-turbo",
)
print(chat_completion.choices[0].message.content)
上記のソースコードはOpenAIのGitHubにあるものを少し改造したものになります。
7. sample.pyを実行してOpenAIのAPIを叩く
python sample.py
うまくいけば下記のような出力が得られるはずです。
「猫」という名前の由来は諸説ありますが、一般的には古代エジプトの言葉「マウ」や古代ギリシャ語の「アイルウロス」に由来しているとされています。これらの言葉は、猫の鳴き声を表す語とされており、その後「マウ」や「アイルウロス」が古代ローマ語や中世ラテン語を経て、「猫」という言葉が現在の日本語になったとされています。
openai.RateLimitErrorが発生してしまう場合
なんらかの理由で無料枠がアカウントに存在しないと思われるため、新規アカウントを作るか下記の手順に従ってクレジットを購入しましょう。