はじめに
Oracle Analytics Cloud(OAC)で分析をはじめるには、まず分析の対象となるデータを指定します。対象となるデータがデータベースに入っている場合、本記事ではAutonomous Data Warehouseに入っている場合について記載します
OACにアクセスする
OACのURLにアクセスします。URLがわからない場合はOCI管理コンソールで作成したOACサービスを開きます。分析ホームページをクリックすると、OACのURLにアクセスできます。
「接続」を作成する
右上の作成アイコンをクリックします。接続をクリックします。
接続タイプは、Oracle Autonomous Data Warehouseをクリックします。
任意の接続名を入力し、クライアント資格証明のところの選択をクリックします。
ダウンロードしたAutonomous Data Warehouseのウォレットファイルを選ぶと、クライアント資格証明のところにcwallet.soおよびサービス名が表示されます。分析対象のデータがあるDBユーザー名、DBユーザーのパスワードを入力し、保存をクリックします。
※本記事では別の記事で作成したSHJPを指定しています。
パスワードが間違っていたり、サービスが停止されていたりすると、保存に失敗します。
作成した接続は、ナビゲータメニュー - データをクリックし
接続をクリックすると、リストされます
以上で、接続が作成されました。ウォレットファイルに接続先のホスト名やデータベースの識別情報が格納されており、その情報を元に、どこにデータをとりにいくかの指定がなされます。ウォレットファイルを解凍すると接続ファイル群や資格証明ファイルなどを参照することができます。