はじめに
Oracle Analytics Cloud Classic: セマンティックモデラーでは、物理レイヤー、論理レイヤー、プレゼンテーション・レイヤーの順番で構築していきます。
それぞれレイヤーを作成した後、OACにデプロイします。デプロイ後にはれてAnswersやData Visualizationでレポート作成するときにサブジェクト領域として表示され、利用できるようになります。
Answersのイメージ
記事記載時のOAC ver:Jan 2023 Update
前提
セマンティックモデラーとは何かというのがぼんやりとわかっている。
セマンティックモデラーで物理レイヤー、論理レイヤー、プレゼンテーションレイヤーを作成している。
デプロイする前にバックアップを取得する
セマンティック・モデルのデプロイする際に、既にデプロイ済のセマンティック・モデルがある場合は、デプロイすると置き換わります。
デプロイ前の状態をバックアップする方法はいくつかありますが、OAC環境のスナップショットでバックアップを作成してみます。
左上部のメニューアイコンをクリック、メニューからコンソールをクリックします。
画面を下にスクロールすると、"スナップショット"があります。"スナップショット"をクリックします。
スナップショットの名前を入力します。内容は"すべて"になっていることを確認し、"作成"ボタンをクリックします。
デプロイ前にエラーがないことを確認する
一貫性チェックを実施し、エラーがないことを確認します。
セマンティック・モデルを開きます。
元のブラウザのウィンドウに戻り左上部のメニューアイコンをクリック、メニューからセマンティック・モデルをクリックします。
右上部の"整合性チェック"アイコンをクリックします。"新規"ボタンの左側にあります。
表示されるメニューで、"エラーと警告"をクリックします。
エラーが発生する場合は対処が必要となりますので、出力されたメッセージを確認して対処した後、再度、"整合性チェック"を実行します。
セマンティック・モデルをデプロイします。
"・・・(縦)"アイコンをクリックします。表示されるメニューから"デプロイ"をクリックします。
下部右で"デプロイに成功しました"となればデプロイ完了です。
メタデータのリロードを実行する
デプロイ後に、Answers、Data Visualizationでサブジェクト領域がでてこないときは、メタデータのリロードを実行します。
新規でワークブックを作成画面を開きます。
デプロイ直後に、サブジェクト領域が表示されない場合は、サブジェクト領域を再ロードする必要があります。
左上部のメニューアイコンをクリック、メニューからコンソールをクリックします。"セッションおよび問合せキャッシュ"をクリックします。
"リロード中です。しばらくお待ちください。"が表示されますので、待ちます。
サブジェクト領域"売上分析"をクリックします。"ワークブックに追加"をクリックします。
以上で、サブジェクト領域を利用できます。サブジェクト領域から項目を選択し、ピボットを作成している例です。
以上