はじめに
DataVisualizationでは、データセットやセマンティックモデル/サブジェクト領域を使ってワークブックを作成します。
DataVisualizationでセマンティックモデル/サブジェクト領域を使ってワークブックを作成する際に、グラフや表/ピボットに配置している列名の見分け方について見てみます。
記事記載時のOAC ver:Jan 2025 Update
前提
・OAC、ADWサービスをプロビジョニングし、作成している
・異なるプレゼンテーション表で、同じ列名をもつ列がある
・子プレゼンテーション表を利用している
子プレゼンテーション表について
セマンティックモデル/サブジェクト領域で、子プレゼンテーション表を利用することでフォルダ/階層表示されます。
フォルダ/階層表示
セマンティックモデル/サブジェクト領域で子プレゼンテーション表を設定するとフォルダ/階層表示されます
子プレゼンテーション表の設定
プレゼンテーション層で、空のプレゼンテーション表を新規作成します。プロパティの子プレゼンテーション表タブを開き、階層表示したいプレゼンテーション表を選択します
どのプレゼンテーション表かを確認する
DataVisualizationの表やグラフに配置されている列を見てみます
配置されている列にマウスカーソルを移動します
「セマンティックモデル/サブジェクト領域名 > プレゼンテーション表名(子プレゼンテーション表名)> 列名」と表示されます。
フォルダ名、階層では表示されません。
列名が同じ場合で、どのプレゼンテーション表かを確認する
左上部の検索部分で、列名を入力します
列名、サブジェクト領域名.プレゼンテーション表名で一覧が表示されますので一致する列を確認します
表名、列名が同じように見えるケース
OACインスタンスには、複数のセマンティックモデル/サブジェクト領域を作成することができます。
ただし1つのセマンティックモデル/サブジェクト領域内では、プレゼンテーション表と列名はユニークでない場合エラーとなります
そのため、子プレゼンテーション表機能を利用していて、表名、列名が同じように見える場合でもユニークでなければいけないため、プレゼンテーション表にスペースや.が存在している等が考えられます
下記イメージでは、上部が"マスタ<空白スペース>C1"、下部がマスタC1で、間にスペースが入っています
以上