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Oracle Analytics Cloud: データセットを設定する。データセットの設定で"キャッシュ"にしたときの動きについてみてみる

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はじめに

Oracle Analytics Cloud : データセットで、データベースの表のデータアクセスの設定を"自動キャッシュ"にしたとき、レポートを実行したとき、データセットがOACのキャッシュに存在していればキャッシュを利用します。
設定でデータアクセスを"ライブ"にしているとデータベースにデータをとりにいきますが、"自動キャッシュ"にしているとOACにキャッシュされたデータを利用するので、すぐに結果を返すこともできます。いちいちデータベースに問い合わせをしないのでデータベースへの負荷も減らすことができます。
image.png

前提

・データセットを作成したことがある
・開発者メニューを設定したことがある

開発者メニューは、右上部の"アカウント"をクリックし、
{5DB2ECAB-E045-4E79-BEA6-90E21F38D16E}.tmp.png

"拡張"をクリック、"開発者オプションの有効化"をON(右側にツマミを移動)し、保存します。
{5DB2ECAB-E045-4E79-BEA6-90E21F38D16E}.tmp.png

"自動キャッシュ"のデータセットの用意

データセットを作成し、データアクセスを"自動キャッシュ"設定にします。
PRODUCTS表をデータセットに追加します。"PRODUCTS"を右クリックし、右クリックメニューから"定義の編集"をクリックします。
image.png

データ・アクセスを"自動キャッシュ"に変更します。
image.png

名前を付けて保存します。PRODUCTS_CACHEと入力し、OKをクリックします。
image.png

データアクセスが表示されていないことがあります。その場合は、ウィンドウの右真ん中あたりにマウスカーソルを移動すると、"展開"のツマミがあり、それをクリックすると、表示されます。
image.png

ワークブックを作成する

PRODUCTS_CACHEのデータセットを使ってワークブックを作成します。
PRODUCTS_CACHEデータセットを開き、"ワークブックの作成"をクリックします。
image.png

列を選択します。Ctrlキー+列で複数列を選択できます。PROD_ID、PROD_NAMEを選択し、右の空白部分"キャンバス"にドロップします
image.png

ワークブックが作成されました。
image.png

"動き"をみてみる

開発者ウィンドウを開きます。
右上部の「・・・(縦)」メニューをクリックします。"開発者"をクリックします。
image.png

"リフレッシュ"をクリックします。
image.png

"実行ログ"タブをクリックします。下部までスクロールすると、データベースに発行されたSQLが表示されますが"自動キャッシュ"設定の場合は、物理SQLが表示されません。
image.png

"サマリー"タブをクリックします。
"問合せ時間"で、物理問合せの実行にかかった時間は0.00です。
image.png

以上

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