はじめに
DataVisualizationのデータフローを利用して、データセットを元にしてデータを加工し、新しくデータセットを作成することができます。本記事では、データフローで、データセット同士をUNIONし、データを縦に結合したデータセットを作成する手順について試してみました。
記事記載時のOAC ver:Jan 2025 Update
前提
以下のデータセットを利用
・前月の実績データのデータセット
・当月の実績データのデータセット
前月の実績データのデータセットの作成
当月の実績データのデータセットの作成
データフローでUNIONを実行
前月データと、当月データを縦に結合するデータフローを作成します
作成-データフローをクリックします
結合元のデータセット、前月データのデータセットを選択し、"追加"をクリックします
データフローに、前月データのデータセットが追加されます。つづいて、当月データのデータセットを追加します。左部の"データの追加"をクリックします
"データの追加"画面で、追加するデータセット、当月データのデータセットを選択し、"追加"をクリックします
当月データのデータセットが追加されます。デフォルトで、"結合"が追加されていますので、削除します。"結合"を選択し、"×"をクリックします
縦へのデータ追加である、UNIONを追加します。前月データの右の"+"をクリックし、"行の結合"をクリックします。
行の結合で、一致基準に、列名を選択します。保持で、入力1と入力2のすべての行(UNION ALL)を選択します。この指定で、縦にデータが追加されます。
縦に行を結合して、作成するデータセットの名前を入力します。処理形式を適宜、集計から属性にセットします。作成したデータフローを保存します。保存アイコンをクリックします。
作成したデータフローの名前を入力します。OKをクリックします
データフローの実行
作成したデータフローの右上部にあるデータフローの実行"▼"アイコンをクリックします
縦に行データが結合されていることを確認します
行が結合されています
まとめ
行データを縦に結合したい場合、DataVisualizationではデータフローで、データセット同士をUNIONし、データを縦に結合したデータセットを作成することで実現できます。
以上