はじめに
Oracle Analytics Cloud ： データセットでデータアクセスの設定を"ライブ"にしたとき、レポートを実行すると最新のデータを取得しにいきます。
このデータアクセスを"ライブ"にすると、OACはどのような動きをするのでしょうか？についてみてみたいと思います。
前提
・データセットを作成したことがある
・開発者メニューを設定したことがある
開発者メニューは、右上部の"アカウント"をクリックし、
"拡張"をクリック、"開発者オプションの有効化"をON(右側にツマミを移動)し、保存します。
"ライブ"のデータセットの用意
データセットを作成し、データアクセスを"ライブ"設定にします。
SALES表をデータセットに追加します。"SALES"を右クリックし、右クリックメニューから"定義の編集"をクリックします。
データ・アクセスが"ライブ"になっていることを確認します。"自動キャッシュ"になっている場合は"ライブ"に変更します。
保存します。保存アイコンをクリックし、保存をクリックします。
名前を付けて保存します。SALES_LIVEと入力し、OKをクリックします。
データアクセスが表示されていないことがあります。その場合は、ウィンドウの右真ん中あたりにマウスカーソルを移動すると、"展開"のツマミがあり、それをクリックすると、表示されます。
ワークブックを作成する
SALES_LIVEのデータセットを使ってワークブックを作成します。
SALES_LIVEデータセットを開き、"ワークブックの作成"をクリックします。
列を選択します。Ctrlキー＋列で複数列を選択できます。TIME_ID、AMOUNT_SOLDを選択し、右の空白部分"キャンバス"にドロップします
ワークブックが作成されました。
"動き"をみてみる
開発者ウィンドウを開きます。
右上部の「・・・(縦)」メニューをクリックします。"開発者"をクリックします。
"リフレッシュ"をクリックします。
"実行ログ"タブをクリックします。下部までスクロールすると、データベースに発行されたSQLが表示されます。"LIVE"設定の場合は、物理SQLが実行されていることが確認できます。
"サマリー"タブをクリックします。
"問合せ時間"で、物理問合せの実行にかかった時間をみることができます。
以上