あれからいろいろ考えた。
Unityで作るシーンのモチーフもだが、主に実際VJする時の態勢について。
- ネタの不足をフォローするために、GLSLSandboxとかのシェーダーをばんばんつっこみたい
- Unityがまれによく落ちるので、落ちた時のフェールセーフ(別の映像に切り替わるなど)を用意したい
で、思った。 これ普通にVJソフト使った方がよくね? と。
VJソフトとは
そもそもVJとは日本だと宇川直宏先生がビデオデッキ2台とビデオミキサーを使って映像をミックスしてパフォーマンスしたのが初め(たぶん)でありデュフフww、それがPCの性能が上がって動画の処理ができるようになり、Flashベースのソフト(motion diveとかが有名)が出てきてPCでパフォーマンスを行うのが主流になったという歴史がある(ここらへん適当。ちゃんと知りたい人はちゃんと調べてね。ちなみに今でも色セロハンとスポットライトでVJするアーティストもいる。最新のテクノロジーが常に最高のパフォーマンスを生むわけではないのでござる。おっとこれでは拙者まるでVJオタクみたいwww)。
最近ではCPU・GPUの性能もあがってVJのソフトウェアもいろんなのが出てきていて、ここらへんが有名みたい。
- Resolute
- VDMX
- Modul8
で、このうちのVDMXを何年か前のセールで買っていたのを思い出した(まったく使ってなかった)ので、これを使うことにする。
このソフト、いまいち操作が独特で使ってなかったのだが、このソフトの機能を全部Unityで再現するよりは操作を覚えた方が間違いなく楽だろう。ちょうど先日会社の有志の合宿があって時間があったので丸1日練習したところ、結構手ごたえを感じることができた。
MIDIコントローラ
ちなみにVJソフトというのはだいたいMIDIコントローラと連携できる(物理的なツマミとかスライダーとかで操作する)。MIDIコンのどのツマミが画面上のこのパラメータでー、と紐付けていくわけだが、これが結構面倒臭い。と思っていたところでVDMXのプロジェクトテンプレートの中にAPC miniというのがあったので「これ使えばええんやな!」と思ってそれを買った (金で解決するスタイル)。
ちなみにUnityだけでVJやろうと思ってた時にこんなMIDIコンも買った。
こいつは入力だけでなくMIDI信号を送信することでLEDを光らせることができるので、こんなプログラムも作ってみた。
MIDIコンを光らせるhttps://t.co/qw6p0vqe6A
— tnayuki (@tnayuki) 2016年9月20日
が、とりあえず使わないのでお蔵入り。
というわけで今のところVJの製作すらしておらず、だいぶ意識が低い感じになっているが、ぼくのモットーは「最大限の努力を払って最大限楽をする」なのでこれでよいのだ。