Intro
私はフリーランスエンジニアをしながら個人開発SaaSに取り組んでいる。
せっかくなので、海外ユーザにもサービスを使ってもらいたいと英語圏にFacebook広告をちまちまと打ったりしていた。
仕事のつながりで、そういう人(Bootstrapper,Indie Makerとか言うらしい)のためにappsumo というマーケットプレイスがあるのを聞いたので出品をしてみた記録である。
出品する個人開発サービス
Servwatchというサーバー監視SaaSを今回appsumoに出品することにする。
海外ユーザー向けの対応として、以下を行った。
- LPの英語化
- APIドキュメントの英語化
- コンソールの英語化
この辺は、かなりしんどいのだが別の機会に書きたいと思う。
Step1:アカウント作成
以下フォームより、アカウントを作成する。
今回は、Googleアカウント連携にて作成した。
Step2:Partner PortalからProductを作成する
"List new procuts"から出品対象プロダクトを作成する
Step3:商品説明等の入力
以下項目を埋めていく
-
Images:ヘッダー画像と商品説明を数枚程度アップロード
(ここで、適当なヘッダー画像をアップロードしたためにStep6にて再アップロードする羽目になる。ロゴ配置に規定があるのでよく読んでおきましょう)
-
Description:製品の説明コピーなど
(コピーの書き方を読んでおく)
-
Pricing:価格体系
今回は1年間使い切りで価格設定をした。
設定に際してはプライシングについてが参考になるので、読んでおく。
最後に"Review"ボタンを押して、appsumoのLaunch Ops Teamの承認プロセスに回す。
Step4:Redeem Codeのアップロード
シェルスクリプトなどでとりあず100個のランダムコード生成して、csvファイルの拡張子をつけたファイルをアップロードした
Redeem codeとは:appsumo経由で購入したサブスクリプションを有効化するための引き換えトークン
Step5:Reviewを待つ。(12/2〜)
appsumoより「We’re reviewing your listing」の件名でメールが来る。
要約すると
- 公開まで5~7営業日待て
- 承認されない場合は、どうすればクリアできるかの詳細をメールするから心配するな
- リラックス!
この後、appsumo担当者がServwatchのコンソールにログインしたりしてサービスの実態があるか・最低限の品質が担保されているかの確認をしていると想定される。
Step6:修正事項についてのメール(12/10)
appsumoより「Action needed to complete your listing」の件名でメールが来た。
要約すると
- ヘッダー画像についての規約を読んで、再アップロードせよ
メール中で案内されたテンプレートファイルをcanva.comで加工してヘッダー画像を規約通り作成・アップロードしその旨メール返信した。
Step7:自動返信メールあり(12/11)
公開まで5~7営業日待てと連絡あり。
Step8:公開日決定メールあり(12/11)
先の自動返信メールより間をおかずメールが来た。
要約すると
- 公開日は12/13 at 12pm CST(日本時間14日AM3時)を予定している
- 自己紹介をpinned postとして作成しろ
Step9:公開(12/14 AM3:00)
朝起きて、MarketPlaceを確認すると公開(="Buy Now”のボタンが押せる状態)されていた。
URLは以下のような形式で公開される。
https://appsumo.com/products/servwatch/
Conclusion
こんな感じで12日ほどのリードタイムでappsumoへ個人開発SaaSを出品することができた!
appsumoのメール対応は迅速で、とても好感が持てた。
Self ListingプランなのでTwitterやらFacebookでセルフプロモートするのが大変だけど、グローバルにサービスを公開できる場を提供してもらっているのはありがたい。
個人開発して、販路開拓で困っているエンジニアの方・特に海外ユーザーに使ってほしいという方は出品する価値のあるサービスではないでしょうか。
(ちょっとだけ宣伝)
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