13. 実際に動かしてみよう!
config.jsonの編集
前回の工作により、3つのRX5808ボールができましたが、こちらがちゃんと認識できているかを再度Windowsデバイスマネージャーで確認します。
ちゃんと COM3、COM4、COM5 で見えています。
それでは前回も記載しましたが RotorHazard-4.1.0-b2¥src¥server
以下にある config.json
にこの情報を記載して、再度RotorHazardを起動しましょう。
"SERIAL_PORTS": ["COM3","COM4","COM5"],
RotorHazardの起動
また起動をしてみて本格的な動きとセッティングをしてみましょう。
ちなみに、このポート設定がマッチングしていないとエラーが出て起動ができませんので、まずはデバイスマネージャーで最初に確認するように意識してみてください。

※起動の途中でコンソール内にてCOM3、COM4、COM5ポートとの通信が確認されるログが表示されるかと思います。これがちゃんと出ていればまずは認識OKです。
また、はまりポイントとして USBケーブル がちゃんとしたものでなければなりません。データ通信OKなものをご用意ください。100均ケーブルではデータ通信OKと書かれていても、稀に充電しかできないというハズレなものもあったりしますのでw (一度引き当てたことあり)
周波数設定について
正しく認識すると、シミュレートモードからちゃんとした正規モードとして起動します。そうしますと 詳細設定 の 周波数設定 の項目で正しく3ノードが認識している状態になるものと思います。
また、RSSI、ノード最高値、ノード最低値 の値も拾えるようになるはずです。
実際にVTX等が近くにあって電源投入ができるのであれば、ぜひここで電波を発射してみて動きの確認をしてみてください。正直RX5808モジュールの個体差や配線の状況によって、取得される値に差異が見られるようです。あまり神経質になる必要もないですが、まあそういうモノということは頭の片隅に入れておくのが良きっすねw
えー、この後必要となるセッティング等のTipsは…誰かに期待したいところっすw
ワイ、動く機体やVTXをすぐに用意できなかったり、皆さんより環境的に不利な部分も多くてー。なので是非これに続いてくれる方に期待したいであります!
一応、RotorHazard for ラズパイ3Bは、もう少しノウハウが整ったら書き起こしていきたいと思います。まずは皆さんも気軽にRotorHazardを作ってみてもらえればと思います。
先日、アキバで3,000円のSurface投げ売りとかやっていたので、絶対相性良いと思うんすよねー。ちなみに今回改めて作成したPCはヤフオクでゲットした2,500円のDELL Latitude E7270で稼働させております。ラズパイ3B+が中古でも6~7,000円もしちゃっているので悩ましい限りっす。
とりあえず、PC編に関しては一旦はここで区切りとしたいと思います。
ご参考: How to run RotorHazard on Window 11
こちらはYouTubeでワイと同様にPCベースでRotorHazardの作り方を紹介している動画です。
内容はほぼ同一となりますが、わかりやすく説明されていますので、一緒にご確認いただければ理解は深まると思います。(Python 3.9系で紹介)
そんでもって、新連載!ラズパイ構築編がスタートしましたー!(2024/04/14 更新)