32. 汚れたconfig.txtをキレイにぃ!
32-1. RotorHazard Install-Managerで勝手に書き換えられちゃった内容を最適化しておこう
忘れないように記事に書いておきます。ワイはこちらを執筆しているときには、ラズパイ3Bはひとつ前のレガシー版を使っていましたが、2024-03-15に Debian 12: (bookworm) のバージョンとしてリリースされました。Qiitaに記事を残しておこうと、本当に最初から作り直しをしていたのですが、実は昨日結構ハマりまして、RotorHazard Install-Managerがちゃんとインストールできない、途中でコケてしまう症状に見舞われました。Pythonのバージョンの関係で起きてしまっているのか正直わからずでしたが、途中で新しいものが出ていることに気付き、せっかくなのでこれをベースにちゃんと手順書として残しておこうと思った次第です。
結果として、こちらのbookworm 64-bit版で設定しますと特に問題なくインストールが完了しました。ですが、RotorHazard Install-Managerは、ウィザードを使ってインストール時に必要なパラメータを各種ファイルへ反映させますが、/boot/firmware/config.txt 内に余計な行や何回も設定すると同一パラメータを何行も追加してしまうのです。なので、最後の最後ではこの config.txtをキレイにしてあげる必要があります。
32-2. まあ、パラメータの並び順はそこまで気にせずともOK!
それではさっそく編集していきましょう。ちなみにですが /boot/config.txt ⇒ /boot/firmware/config.txt とBookworm版は場所が変わっていますのでご注意ください。(過去記事も修正をある程度入れました。)
sudo vi /boot/firmware/config.txt
※下記が今まで含め、新しく行として追加したものの纏め
dtparam=i2c_baudrate=75000
dtparam=uart0=on # Bookworm and newer
dtoverlay=miniuart-bt
dtoverlay=i2c-rtc,ds3231
dtoverlay=gpio-shutdown,gpio_pin=21,debounce=2000
core_freq=250
enable_uart=1
i2c-bcm2708
i2c-dev
dtparam=pwr_led_trigger=mmc0 # microSD for red
#dtparam=pwr_led_trigger=mmc1 # SSD for red
dtparam=act_led_trigger=heartbeat # heartbeat for green
#dtparam=act_led_trigger=timer # slow blink for green
program_usb_boot_mode=1
program_usb_boot_timeout=1
整理をしてこうやって見れば、そこまで悩ましい記述はないものと気付いていただけたのではないかと思います。(今後確認したいところとして i2c-dev が入っている根拠は今のところ不明ですw)
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