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エンコードってなにしてんだ#1.5

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そもそも

エンコードシステムで実施していることの具体的な内容とはいったいどのようなものなのだろうか

今回検証している動画のエンコードアプリケーションでは24fpsの動画を取り込ませている
動画の簡単な仕組みとしてはパラパラ漫画と同じで、微妙に異なる連続する画像のつながりであるが
今回の場合では1秒間に24枚の画像を使用したパラパラ漫画ということになる

動画の場合はこれらのフレームに対して

・1フレーム内でのデータを圧縮→1枚の画像を圧縮
・連続するフレーム内でデータを圧縮

という二種類の圧縮方法を実施して動画のサイズを軽くしている

前者の画像の圧縮に関してはドット絵の方式と同じで
例えばドットの横一列のデータが
「黒黒黒黒青青青青赤赤赤赤」と並んでいた際に
これを
「黒4、青4、赤4」というデータにして圧縮するという内容である
これを1枚の画像単位で実施して1枚当たりの容量を軽くしている

後者に関しては
連続するフレームの差分のみを保存するというやり方をとっている。
例えば、固定カメラで動物が走っている動画があったとする
そうした時、背景はそのままに動きのある動物がいるセルのみを保存することで
背景分軽くなるという仕組みになっている。

但し注意点としてこれらのエンコードを実施した際
ビットレートは軽量化に伴い悪くなる。
これは1ピクセルに割り当てられた情報が減ったためによるもので
画質の劣化は避けては通れないものになっている
なお、動画を再生する媒体によってはある程度の画像の劣化が気にならないものもある。
※画面サイズがでかければでかいほど劣化が目立つ

動画のエンコードの場合
1,フレームの枚数を増やして画質を落とす
2,フレームの枚数を減らして画質をあげる
という動画によっての対応があり、
動きが大事な動画なのか、画質が大事なのかで使い分けが可能
また、動きの多い動画に関しては動きの差分元となるキーフレームを細かい感覚で入れることで
差分元の枚数が増え、圧縮量は減るが動画の動きが滑らかになる。
また動画再生の際シークバーを動かした際のプレビューはこのキーフレームをもとにしているため、
動画の再生においてもメリットとなる
(Youtubeのシークバーなども動画によって異なる感覚でシークがある)

これらの前提知識をもとに次回以降確認作業を実施していきたい。

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