WordPress-dockerをRaspberry Pi3で動かす

WordPressをラズパイ上のdockerで動かしてみます。

と言ってもOFFICIAL REPOSITORY wordpressとして、既に WordPressが用意されていますので、DBをどうしようかということだけで動かすことができちゃいます。

そこで、Owncloud-dockerをRaspberry Pi3で動かすで作成したwebhippie/mariadbコンテナーをDBとして使うことにします。

注：webhippie/mariadbコンテナーをラズパイ用に事前に作成していないと、docker pullしようとするコンテナーが恐らくラズパイ用でないことに注意してください。

1. docker-compose.ymlファイルの作成

version: '3.1'

services:

  wordpress:
    image: arm32v7/wordpress
    restart: always
    ports:
      - 80:80
    environment:
      WORDPRESS_DB_PASSWORD: <パスワード>
    volumes:
      - /mnt/var/www/html:/var/www/html
    depends_on:
      - mysql

  mysql:
    image: webhippie/mariadb
    restart: always
    environment:
      MARIADB_ROOT_PASSWORD: <パスワード>
    volumes:
      - /mnt/var/lib/mysql:/var/lib/mysql
      - /mnt/var/lib/backup:/var/lib/backup

上記のようにdocker-compose.ymlを作成します。WordPressとしては公式のarm32v7/wordpressを使って、DBとしては事前に作成したwebhippie/mariadbを使用しています。ここで、事前に作成したラズパイ用のwebhippie/mariadbがドッカーイメージとして登録済みでなければなりません。

また、DBのパスワードとマウントするボリュームを任意に設定しておきます。

2. WordPress の起動

以下のようにdocker-composeで起動します。

docker-compose up -d

恐らく、WordPressの更新が要求されますので最新版に更新しておきましょう。