23
22

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Raspberry Pi用docker-composeの構築 (1.25.0以降)

Last updated at Posted at 2019-11-21

個人用のホームページを作成しました。今後は、そちらの方に整理していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

2021/01/21 Raspberry Pi用docker-composeの構築(1.28.0)

新しいホームページの方に、昨日(2021/01/20)に公開されたdocker-compose 1.28.0についての記事を書かせていただきました。

Raspberry Pi用docker-composeの構築 (1.25.0以降)

docker-compose のバージョン 1.24.1 の頃までには、以下の記事を書いていました。ところが最新の 1.25.0 ではビルド方法が様変わりしていますので、別記事として書くことにしました。

一昨日に、docker-compose の 1.25.0 が公開されました。

このバージョンでも Raspberry Pi用のバイナリは提供されていません。ただし、以前のバージョンとは違いマルチプラットフォーム用の Dockerfileビルド用のスクリプト を使うことで、簡単にラズパイ 用の docker-compose をビルドすることができます。

以下、ラズパイ用の docker-compose をビルドする手順をまとめてみます。

1. docker-compose をクローン

github.com から docker-compose をクローンします。現在の最新版は 1.25.0 ですから、checkout しておきます。

$ git clone https://github.com/docker/compose.git
$ cd compose
$ git checkout 1.25.0

2. docker-compose をビルド

ビルド用のスクリプトで docker-compose をビルドします。

$ ./script/build/linux

これだけで、マルチプラットフォームに対応したそれぞれのバイナリをビルドすることができます。

ビルドに成功していれば、dist ディレクトリに docker-compose のバイナリができていますので実行してバージョンを確認してみます。

$ cd dist
$ ./docker-compose-Linux-armv7l version
docker-compose version 1.25.0, build 4038169d
docker-py version: 4.1.0
CPython version: 3.7.4
OpenSSL version: OpenSSL 1.1.0l  10 Sep 2019

ビルドした OS の環境に合わせて docker-compose のファイル名が変わってきます。ラズパイの場合は Linux-armv7l となっています。

3. docker-compose のバイナリをコピー

出来上がった docker-compose のバイナリをコピーしておきます。

$ sudo cp docker-compose-Linux-armv7l /usr/local/bin/docker-compose
$ cd /usr/local/bin
$ sudo chown root:root docker-compose
$ sudo chmod 755 docker-compose

バージョン 1.24.1 までの頃を考えると、非常に簡単にビルドできるようになりました。

以上です。

23
22
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
23
22

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?